iPadの中古の購入がおすすめできる3つの場合

ここまでに紹介してきた「前提条件」をすべてクリアしていているならば、iPadの中古品の購入はとりあえず検討の価値があります。特に以下の3つの場合のいずれかに当てはまるならば、中古の購入はおすすめです。

前の所有者がApple Careに加入している場合は「名義変更無しで利用可」

中古で購入したiPadの前の所有者がAppleCareに加入していた場合、名義変更なしで保証を利用できるのは大きなメリット。

iPadの中古品はやめた方がいい?注意点一覧!中古ならではの利点と狙い目モデルも
つまり、前の所有者が加入していれば、中古品を購入したあとも、AppleCareの特典をそのまま受けることができるということ。端末の状態が悪くても、AppleCareの修理サービスを利用すれば新品同様になる可能性があります。alt= 前の所有者がApple Careに加入している場合は「名義変更無しで利用可」(画像はApple公式サイトより引用)(画像=『オトナライフ』より 引用)
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その端末がAppleCareの対象かどうかは、Apple「デバイスの保証状況の確認」ページよりデバイスのシリアル番号を入力することで確認可能。シリアル番号は中古端末の販売店で値札などに併記されていることがあります。もし不明な場合は店員さんに「高価な買い物なので念のためデバイスのシリアル番号も確認したいです」と伝えれば、確認してもらうことができるでしょう(画像はApple公式サイトより引用)(画像=『オトナライフ』より 引用)

その端末が運よくAppleCareの対象ならば、名義変更なしで保証を利用できるので多少端末の状態が悪くとも迷わず買ってしまっても問題ないでしょう。

●Apple「デバイスの保証状況の確認」は→こちら

OSサポート期間を重視する場合 | iPadはOSサポート期間が長め

iPadはOSのサポート期間が長いのが特徴のため、中古で買った端末のOSサポート期間も長めです。iPadOSの大型アップデートは年に約1回あり、アップデートは平均7世代ほどに対応。リリースから4~5年程度はOSのサポートを受けられる可能性が高くなっています。

●「iPadのiOSサポート期間について」は→こちら

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なお2023年中のリリースが予測されている「iPadOS 17」については、iPad(第6世代~第10世代)、iPad Air(第3世代~第5世代)、iPad mini(第5世代・第6世代)、iPad Pro(2017年以降)とされています。2015年に発表された初代iPad Proが対象外となったことが話題となりましたが、実質的に8年もサポートが続いたのは「非常に手厚い」と言えるのではないでしょうか(画像はApple公式サイトより引用)(画像=『オトナライフ』より 引用)

あくまで普段使いの場合 | 中古・型落ちでも普段使いには十分高性能

「最新モデルならではの高性能さ」を求めておらず、あくまで通常の用途であれば中古・型落ちでも、性能的には十分と言えます。

たとえばiPad Air 3はA12 Bionicチップを搭載しており、中古や型落ちでもネットサーフィンや動画視聴、外出先でのちょっとした作業といった用途には十分な性能を有しています。