ドイツを旅行する際に、その首都ベルリンを訪れる人は少なくないでしょう。ベルリンには多くの観光スポットがあります。
例えば、世界遺産に指定されている博物館島。そして東西冷戦の痕跡を残すベルリンの壁があります。それ以外にも魅力的な観光スポットがあるため、ドイツ旅行にぴったりの街です。そんなベルリンですが、訪れる際に気を付けてほしいことが幾つかあります。それを知らずに訪れると、大きなトラブルに見舞われるかもしれません。
今回はベルリンを訪れる際に特に気を付けたいこと、5点を紹介したいと思います。
目次
信頼できない公共交通機関
歩道にある自転車用の通行区間
信頼できない公共交通機関
まず最初に紹介したいのは、ベルリンの公共交通機関についてです。ベルリンにある公共交通機関は、地下鉄、路面電車、バス、船、そしてSバーンと呼ばれる鉄道です。これらの交通手段を使えば、街の至る所に移動することができます。また24時間自由に使える1日乗車券は10ユーロ程度と割安です。そのためベルリン旅行の際に公共交通機関をフル活用することになるでしょう。
このように旅行客の味方となるベルリンの公共交通機関ですが、それには大きな問題があります。それはあてにならないことです。

問題として第一に挙げられるのは、工事による不通区間の多さです。路線の一部が工事によって利用できず、大回りを強いられることは常態化しています。またさまざまなトラブルによって遅延や運休することも稀ではありません。そのためベルリンでは公共交通機関は過剰に信頼せず、タクシーなどの他の移動方法を常に考えておくことをお勧めします。
また公共交通の遅延や運休をあらかじめ見越して、余裕のある旅行プランを考えておきましょう。

歩道にある自転車用の通行区間
ベルリンでは自転車用の通行区間が道路に用意されています。特に街の中心部では多く設置されており、ベルリンの街を歩けば、至る所で見かけることになるでしょう。そんな自転車用の通行区間は、車道上にある場合もあれば、歩道上に設置されていることもあるのです。車道上にあれば、歩行者と切り離されるため大きな問題とはなりません。
しかし歩道上にある場合、歩行者と自転車が隣り合う形となってしまうのです。

旅行者によっては自転車用の通行区間の存在を知らず、歩道と勘違いしてしまうこともあるでしょう。そして自転車通行区間の上を歩いてしまうかもしれません。しかし自転車は、その通行区間をスピードを出して走り抜けることもあるのです。このような歩道上にある自転車通行区間は事故が起こりやすい場所なのです。
そのため自転車通行区間が歩道上にあることを意識して、事故にならないように気を付けましょう。
