雨具の手入れの仕方
雨具の洗濯の仕方
雨の日に快適に釣りをするためには、雨具のメンテナンスも欠かすことができません。多くの雨具にはタグに洗濯方法が記載されているので、雨具を使用した後はそれに沿った形で必ず洗濯をしてください。
洗剤は一般的な中性洗剤で問題がないものが多いですが例外もありますし、洗濯方法も洗濯機を使っていいものと、手洗いのみのものがありますので、しっかりとタグを見て判断しましょう。
防水効果を長持ちさせる方法
防水効果を長持ちさせるには、洗濯の後に熱処理を行う必要があります。洗濯後、乾燥させたらあて布をして低温のアイロンをかけるか、少し距離を離したドライヤーの温風を当ててください。
熱処理を加えても何度も使用しているとやがて防水能力は薄れてしまいます。その時は防水スプレーなどをかければ防水能力は回復します。後はハンガーにかけて、直射日光を避けて保管しましょう。
雨の日の釣りの注意点
増水に注意
いくら釣れるからと言って無警戒に雨の日に釣りに出かけるのは危険です。その中でも山間部の河川で釣りをする際は、特に増水に注意してください。大丈夫だろうと油断をしていると、一気に水位が上がって流されることもあります。
雨が降っている最中はもちろん、雨が降る前や雨上がりの後でも山側の天気が怪しかったり、川に泥のように水が濁りだしたら増水の発生するの恐れがありますので、速やかに撤収を開始してください。
滑りやすくなる足元に注意
もう一つ雨の日で注意しなければならないのが、滑りやすくなった地面です。特に水辺は濡れると滑りやすくなる所が多いので、スニーカーなどはおすすめしません。
服装の項目でも解説しましたが、滑り止めのしっかりとした靴底の靴を履き、場合によってはアイゼンなども装着して対策を取るようにしてください。
激しすぎる雨は逆に釣れなくなる
ここまで雨の日は釣れると解説してきましたが、実は雨が激しくなりすぎると逆に釣れなくなってしまうこともあります。たとえば横殴りの雨のような中ではそもそもまともに釣りなどできませんし、そこまでの雨になってしまうと魚も雨の音がうるさすぎて周りに反応しづらくなり、逆に大人しくなってしまいます。
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し。あまりに激しい雨になるようでしたらその日の釣りは諦めるようにしましょう。