発売から30年近い今も一線級のスペックで現役!
発売後も、幾度かバージョンアップを受けつつ最後まで200万円台の手頃な価格を維持、後に登場した初代シビックタイプR(EK9・1997年)ともども若いクルマ好きを多数育てた初代インテグラタイプRですが、2023年現在もその戦闘力は一級品です。
その後のインテグラやシビックのタイプRは大きく重くなっていき、そのぶんパワフルになったとはいえ、スタートしたかと思えば次のパイロンで鮮やかにサイドターン、すぐさま再加速!…というトリッキーかつ安定した走りは、後継車には真似できませんでした。
そのため、レースではともかくタイムアタック系の競技ではDC2/DB8が復権して走り続け、参加できるクラス設定さえあれば、今なお表彰台どころか優勝を狙えるマシンです。
おかげで旧車ブーム以前から盗難率が高いクルマでしたし、ブーム以降は中古車の価値も爆上げ状態ですが、「もうこんなクルマ、二度と出ないだろう」と思えば、高くついても乗る価値はあるクルマだ、と言えるかもしれません。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・兵藤 忠彦/提供元・MOBY
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