個人情報保護士の難易度・合格率

個人情報保護士試験は、他の法律を取り扱う資格に比べると難易度は低いと言われています。ただし、過去の平均合格率は37.3%となっているため、容易に取得できるとは限りません。

合格基準としては、課題Ⅰ、課題Ⅱ共に正答率70%以上が目安です。問題の難易度によっては、正答率70%以下で合格することもあります。

参考:個人情報保護士認定試験

個人情報保護士の受験費用

個人情報保護士試験の受験費用は税込11,000円です。学割制度があり、学生であれば税込8,800円で受験できます。

他にも割引プランが2種類あり、1つは「ワンスモア・キャンペーン」です。過去に受験したことがある方のみが対象で、税込9,900円で受験できます。

もう1つは全日本情報学習振興協会の資格部会の会員を対象としたキャンペーン。会員の方は個人情報保護士試験を20%引きの金額で受験できるほか、受験対策セミナーやアップグレードセミナーもお得な金額で受講できます。

参考:個人情報保護士認定試験

参考:全日本情報学習振興協会 資格部会「【個人会員】試験・アップグレードセミナー・対策セミナー申込」

個人情報保護士の試験日

個人情報保護士の試験は、年に4回実施されています。3ヶ月に一回の頻度で行われているので、社会人として働きながら取得を目指しやすいと言えます。

時間は10時〜12時45分までに行われるのが基本ですが、一部CBT会場では試験日時が異なります。自分が申し込んでいる会場での試験日時はしっかりとチェックしておきましょう。

参考:個人情報保護士認定試験「試験内容・試験日程」

個人情報保護士に受かるための勉強時間の目安

個人情報保護士試験に合格するための勉強時間の目安は、20時間以上が目安。学習期間は1ヶ月取るのが推奨されています。

全日本情報学習振興協会が実施した合格者を対象としたアンケートでは、合格者の多くは20〜50時間程度学習したと解答しています。学習期間は1〜3ヶ月がボリュームゾーン。

通勤時間を使った学習よりも、休日や帰宅後の自宅学習の方が合格率は上がります。

参考:全日本情報学習振興協会「個人情報保護士認定試験」

個人情報保護士の過去問の手に入れ方

個人情報保護士の過去問は、1冊にまとめられたテキストを購入するのがおすすめです。個人情報保護士認定試験の公式サイトにて「参考問題」は公開されていますが、あくまでも参考にするためのものなので、過去問ではありません。

問題集として試験問題がまとめられているテキストを購入しましょう。

参考:個人情報保護士認定試験「参考問題」