ウイスキー蒸留所見学ができる小諸蒸留所ビジターセンター

軽井沢蒸留酒製造が7月にオープンしたのが、小諸蒸留所のビジターセンター。同社は2019年設立のベンチャー企業で、長野県小諸市から世界のジャパニーズウイスキーを生み出すべく挑戦している。

ジャパニーズウイスキーづくりに挑戦する軽井沢蒸留酒製造は7月、小諸蒸留所のビジターセンターをオープンした。

ジャパニーズウイスキーづくりに挑戦する軽井沢蒸留酒製造は7月、小諸蒸留所のビジターセンターをオープンした。

今年はジャパニーズウイスキー生誕100周年という特別な年だ。この節目に、同社では世界的なマスターブレンダーのイアン・チャン氏が加わり、コロナ禍などの困難を経て蒸留所を完成させた。

蒸留所とビジターセンターは長野県小諸市郊外に位置し、最新のガラスと木材を使用。自然に溶け込むよう工夫され、随所にこだわりが施されている。

蒸留所は浅間山からの水源からわずか800mに建設され、ビジターセンターの1階にはバーとショップがあり、2階にはウイスキーアカデミーの教室がある。すべての部屋から、フォーサイス社製の蒸留機を見ることができ、ウイスキー造りのプロセスを間近で感じることができる。

ビジターセンターからは、フォーサイス社製蒸留機を見ることができ、ウイスキーの製造過程を間近で感じられる。

ビジターセンターからは、フォーサイス社製蒸留機を見ることができ、ウイスキーの製造過程を間近で感じられる。

ウイスキーは、異なる樽を使用して熟成する計画で、その中にはバーボン樽やシェリー樽、ミズナラ樽、STR樽も含まれる。小諸蒸留所のウイスキーボトルは、2026年から販売される見通しだ。

ビジターセンターへの入場は、事前予約が必要。世界に羽ばたこうとするジャパニーズウイスキーの魅力を堪能してみてはいかが。

小諸蒸留所
所在地:長野県小諸市甲字軽石4630-1
営業時間:10:00~19:00

宿泊施設やレストランを中心に10の施設を紹介した。こちらの記事を参考に、軽井沢を思う存分楽しんでほしい。

(永井瑞穂)