【4】広い一軒家で速度が遅いときは「メッシュWi-Fi」の導入も検討しよう
一人暮らしのワンルールなら心配いらないが、広い一軒家では、どうしてもWi-Fiルーターから離れた場所でネットの速度が落ちてしまう。
このようなとき、以前はWi-Fiの電波を中継する中継器を使う方法もあったが、現在では「メッシュWi-Fi(Wi-Fi EasyMesh)」対応のWi-Fiルーターを使うことで、まんべんなく高速でWi-Fiに接続できる。
メッシュWi-Fiとは、複数Wi-Fiルーターを設置することで、互いに網目のような通信経路を構成するので、広い一軒家などにはおすすめだ。
もちろん、これを実現するには複数のメッシュWi-Fi対応Wi-Fiルーターを購入しなければならず、コストはかなりかかってしまうが……。
(Image:buffalo.jp) 「メッシュWi-Fi」とは複数のWi-Fiルーターを使って、互いに網目のような通信経路を構成する規格のこと。すべてのWi-FiルーターがメッシュWi-Fi規格に対応する必要があるためコストはかさむ(画像は「株式会社バッファロー」公式サイトより引用)
【5】マンション内の「ハブ」を交換することで速度がアップする場合も!
もし、アナタのマンションの光回線が1Gbps対応なのに、実測で30~80Mbps程度しか出ていないのであれば、自室に設置された「スイッチングハブ(以下ハブ)」に原因があるかもしれない。
少し前のマンションでは、当初100Mbpsだった光回線サービスが途中から1Gbpsにスピードアップされることがある。だが、自室のハブが1Gbpsに非対応のままだと、本来の速度が出ないのだ。
これはかなり稀なケースだとは思うが、自室のハブを1Gbps対応のものに交換することで、本来のスピードにアップできる場合もある。
もちろん、古いマンションで光回線が最大100Mbpsの「VDSL」方式なら、このように自室のハブを交換しても意味がないぞ。
実際に筆者が自室のハブを交換した方法はこちらで確認してみてほしい。
なお、複数のパソコンを使うオフィスでは、「スイッチングハブ」と呼ばれる分配機を使って有線LANケーブルを分配しているが、ハブが1Gbpsに対応していなかったり、IPv6に対応していないのが原因で、速度が遅い可能性もある。
こちらが筆者のマンション玄関の下駄箱の上に設置されたハブ。100Mbpsまでしか対応していなかったので、1Gbps対応のハブに自分で交換してみたところ、実測で従来の約4倍の速度が出るようになった
●BUFFALO「WSR-5400AX6S-MB」(公式)→こちら
※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
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