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屋根裏部屋での憩いのひととき
写真家の発掘とプロモーション
屋根裏部屋での憩いのひととき

(画像=『たびこふれ』より引用)
「Editions gallery(エディションズ・ギャラリー)」は、Foamの中で私が一番好きなスペースです。展覧会フロアの奥にある、小さならせん階段を上っていくと、優しい陽射しの差し込む屋根裏部屋が広がります。最初に訪れた時は、まるで秘密の部屋を発見したような喜びがありました。
Editions galleryでは、オリジナルプリント作品やフォトブック、ポスターなどが展示販売されています。フォトブックを閲覧するためのテーブルもあり、ホッと一息つける場所です。

(画像=『たびこふれ』より引用)
窓からは中庭の風景も眺められます。
写真家の発掘とプロモーション

(画像=<2022年のFoam Talentに選出された作品でデコレーションされた壁>、『たびこふれ』より引用)
Foamが隔年で開催している「Foam Talent(フォーム・タレント)」は、18歳から40歳までを対象に、新進気鋭の写真家を選考し、そのキャリアを飛躍させるためのプログラムです。
2022年は85カ国から1,938通の応募があり、その中から20名の写真家が選出されました。2023年の応募は6月末で締め切られていますが、興味のある方はFoamの公式HPで、応募要項や過去の受賞作品をチェックしてみてください。
また、Foamが毎年開催している「Paul Huf Award (ポール・ハフ・アワード)」の受賞者には、副賞として2万ユーロの賞金のほか、Foamでの個展の開催や、国際巡回展への参加の権利が授与されます。こちらには年齢制限がありません。日本からは2015年に岡部桃氏が、2016年には横田大輔氏が受賞されています。