■ 右利きの人に「両利きで羨ましい」と言われた時に感じる違和感
よく言われるのが、「両利きで羨ましい」という言葉。でも、実際には「左利きだけど右手を使ってきたから右も使えるようになっただけ」で決して両利きではないんです。
長年の訓練のせいで、利き手ではない右手も比較的使えますが、裏を返せば両手とも上手く使えていないともいえます。
■ 初めて使う道具はどちらが使いやすいか確認
初めて出会う道具は、右と左どちらが使いやすいか両手で確認してみます。カッターナイフなど、細かい作業は右手で、力のいる作業は左手でと使い分けることも。
ボーリングやテニスなどのスポーツも、どちらが利き手、利き足なのかは、確認してみないとわかりません。たまにやるスポーツは、毎回確認が必要です。
■ 不器用さを左利きのせいにしがち
字の汚さや、箸の持ち方を左利きのせいにしがちです。「左利きだから上手く書けない、持てない」と言い訳をするも、左手でも上手くできません。
■ 子育てや家事に大いに役立つ
子どもが産まれて気付く、両手が使えることの有難さ。右手が疲れたら左手で抱っこができるし、右手に抱っこをしたままで左手で自分のご飯を食べられます。
また、お菓子作りでホイップクリームを泡立てる時、大根おろしを作る時、掃除機をかける時。片手が疲れたらもう一方の手を使うことができて便利です。