アート思考を身につけるためのおすすめの本
「アート思考について書かれた本がたくさんあってどれを読めばいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
以下では、アート思考を身につけるためのおすすめの本を具体的にご紹介します。
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』は、アート思考に関する本のベストセラーのひとつです。
アート思考の意味や、アートの常識や見方など順番に解説されているため、初めてアート思考を学ぶ人にピッタリの本です。ステップに分けてアート思考を身につけたい人は、こちらの本を手にとってみてはいかがでしょうか。
アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法
『アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法』は、東京藝術大学大学美術館館長として活躍する秋元雄史氏によって執筆されました。
現代アートを通じて、アート思考を身につけるためのプロセスが記載されています。アート思考についての知識がない人にとっては、少々難しい本です。中級〜上級の本を読みたい人は、『アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法』を一読してみてはいかがでしょうか。
自分の中に毒を持て
『自分の中に毒を持て』は、太陽の塔で有名な岡本太郎氏によって執筆されました。
直接的にアート思考について書かれた本ではありませんが、日本を代表とする芸術家である岡本太郎先生の思考方法に触れることでアート思考の考え方を実感できるでしょう。
芸術家の思考方法を知りたいという人は、『自分の中に毒を持て』を読んでみてください。
ビジネスシーンでのアート思考を活用する際の注意点
ビジネスシーンでは、アート思考ばかりを活用すると問題が生じる可能性があります。
以下では、ビジネスシーンでのアート思考を活用する際の注意点をご紹介します。
ユーザーの理解を得られない可能性がある
アート思考は、「自分軸」で新しいアイデアを生み出す思考方法です。デザイン思考と違ってユーザーの思考を考慮に入れないため、ユーザーの理解を得られない可能性があります。
アート思考が悪いわけではありませんが、ユーザーに沿った意見が必要になるときは「デザイン思考」を使用するほうがいいでしょう。
シーンによって、いろいろな考え方を柔軟に活用できるようになると優れた社会人に近づけますよ。
アイデアがうまく伝わらないこともある
ビジネスでは、自分ひとりでアイデアから創造に結びつけるわけではないため、アート思考で思いついたアイデアを正確に言語化する必要があります。
しかし、新しく独創的なアイデアのために、アイデアがうまく伝わらないこともあります。
多人数でアイデアを共有するときは、自分の考えたアイデアが正しく伝わっているか話し合いを重ねることをおすすめします。コミュニケーションを取ることで、さらにアイデアがブラッシュアップされ、イノベーションを起こせる考えになるでしょう。