ココがほかのモバイルコンプレッサーとは違う!! KDR-AP1
カエディア製品の人気を支えるのが、若いスタッフによる独創的かつユーザーの使い勝手を徹底的に考慮したデザインや作りに加え、整備士経験から生まれるツールへのこだわり。そんなこだわりが活かされた「モバイルコンプレッサー KDR-AP1」の特徴を紹介していこう。
物理的に操作できるボタン式を採用

カエディアでは敢えてタッチパネル式ではなくボタン式を採用。これによりグローブを装着したままでも簡単に操作ができる。チェーン清掃や空気圧管理のように簡単な自宅メンテナンスでも、手の汚れ防止で作業グローブをする人は多いだろう。
タッチパネルだとわざわざグローブを取らないといけないが、ボタン式ならストレスなく作業効率を下げずにスッスッとできる。この効率は地味にデカい!!
衝撃に強くグリップしやすい丸型形状
かたいアスファルトはもちろん、ゴロゴロした尖った砂利道などに置いてもクラックを防止してくれる丸型形状を採用。角部が一切ないので、うっかりマシンのボディに当たってしまった時も愛車を傷つける心配はない。また、手にフィットしやすく片手でムリなく操作できる。
接続部がネジ式なので押さえいらず

エアホースの接続部にネジ式を採用、接続部を押さえ続けなくてもしっかり接続されているのでOK!! クルクルクルッと回して接続すれば、あとは片手でコンプレッサーを操作して楽に空気圧調整できる(米式/クルマバイクのみ)。
KDR-AP1を林道ツーリングで使ってみた!!
筆者はふだん、林道ツーリングで高速走行時も林道走行時もタイヤの空気圧は規定値のまま楽しんでいるが、今回は高速走行時=やや規定値より高め/林道(ダート)走行時=やや低めの設定で走ってみることに。
気温38度。日差しがガンガン照りつける中、あまり時間はかけたくないなぁ……と思いつつ、ダート開始ポイントでリュックからモバイルコンプレッサーを出し、高速走行用に高めになっている空気圧をダート用に調整を開始。
こんなに早くて楽でいいの?

面倒くさがりな筆者はグローブも外さずに適当な細くてかたいもので空気をプシューっと抜き、エアホースをクルクルと接続。抜きすぎた分をモバイルコンプレッサーを片手で操作して好みの分量に自動充填×前後輪……ん? リュック背負ってさあ出発〜まで3分もかからず終わった。たぶん1分ちょいくらい!!
手が小さい人や女性も片手で楽ちん
接続したらモバイルコンプレッサーをONにしてバイクモードを選んで+ーで数値を入れてスタートするだけ。手軽でほぼなんの労力も使わず空気圧調整が完了!! そして形状に角がない丸型なので、筆者の小さい手(オフグローブSサイズで指余る)でもしっかり握れて片手で操作できたことに感動した。

帰路も一瞬で高速使用に!!

山を下りたら高速道路に乗る前に忘れずに空気圧調整。自動充填であっという間に増えていく数値を見てるのも楽しい。ぶびびびびぃービッ!! と自動で止まったら安全運転で帰るのみ。
お得に楽しめて快適度もアップ!!
トレールマシンならタイヤの空気圧は高速もダートも規定値でオールOKと思っていた筆者だったが、今回走行状況に合わせて空気圧を調整することで、走りの楽しさや快適性が想像以上によくなっていた。
とくに高速走行時に絶大なる恩恵を感じた。高速走行用=規定値より高めで走ったところ、あからさまに普段よりトップスピードまでの時間や高スピード域での安定度が上がっていたのだ。当たり前の現象なのだが、ここまで体感で違うかー!? とビックリ。もちろん燃費も上がっていた!!
本気の使い勝手のよさといい携帯性といい、普段のバイクメンテだけではなくクルマや自転車、ボールに浮き輪などこれひとつでまかなってしまえるので、ひとつは持っておいて損はない!!