ポートフォリオに入れるべき項目
これからポートフォリオを作成する場合には、どんな項目を盛り込めばいいのか、各項目でどんなことを伝えるべきなのか悩む人も多いのではないでしょうか。次に、ポートフォリオに入れるべき項目を紹介します。
プロフィール
ポートフォリオには、まずはクリエイターとしてのプロフィールを書きましょう。仕事に対するポリシーやクリエイターとしてのこだわり、これまでの経験・経歴などを端的にまとめます。
ポートフォリオにおけるプロフィールは、あくまでも「クリエイターとしてのプロフィール」です。履歴書のように、経歴部分にすべての職歴を入れる必要はありません。応募した仕事に関係のある経歴のみを入れることで、見やすいプロフィールが作れるでしょう。
具体的な実績や受賞歴など、客観的な判断基準となりえる情報も入れられるとなお良いです。
保有スキル
クリエイターとしてどんなスキルを持っているのか、それぞれのスキルレベルはどの程度なのかを一覧にしましょう。
デザイナーなら使えるツール、エンジニアなら扱える言語など、具体的なツール名・スキル名を書きます。
各スキルについて詳細に記載するとポートフォリオが長くなってしまうため、5段階評価のようなわかりやすい表現をするのがおすすめです。そのツールやスキルに関する資格を持っているならそれも書きましょう。
キャリアにおけるビジョン
将来的にどんなポジション・業務を担当したいのか、そのためにどんな活動をしているのかなど、キャリアにおけるビジョンも記載しておきましょう。
これらの記載があると、その人の将来像がイメージしやすくなります。採用担当者にとってはミスマッチを防ぐための判断材料になりますし、その人が自社でどんな活躍をしてくれるのかもイメージしやすくなるでしょう。
作品
ポートフォリオには、応募先の企業や案件に合った作品を10~20個ほど載せましょう。ここではただ作品を載せるのではなく、次のような情報も記載しておきます。
-
タイトルやURL
-
クライアントに関する情報
-
制作年月日
-
作品の目的やターゲット
-
作品のコンセプト
-
制作にかかった時間
-
制作に使ったツールや言語
-
自分の担当工程やポジション など
仕事の進め方
作品ごとにどのように仕事を進めたのか、箇条書きやフロー図などで仕事の進め方を記載しましょう。具体的な仕事の進め方を載せることで、チームでの動き方や得意な工程などがよりイメージしやすくなります。