買ってはいけないSUVの条件

SUV人気おすすめランキング13選!新車・高級・販売台数ごとに紹介!
(画像=@xiaosan/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

この項目では、購入をおすすめできないSUVの条件を3つのポイントにわけて解説しました。納得の行くSUVを購入するなら、注目したいポイントがいくつも存在します。

ディーラーで内外装のチェックや試乗をしたり、レンタカーを借りて試したりすると、次のポイントが浮かび上がってくるかもしれません。

  • 乗り心地が悪い
  • 走行性能が低い
  • 使い勝手が悪い

乗り心地が悪い

1つ目は「乗り心地が悪い」です。

地面と車体との空間を作るべく「地上高」が取られているため、車全体の重心が高めです。カーブを曲がるときの揺れが大きいのが弱点となり、サスペンションのセッティングを調節していたとしても、セダンなどの重心が低い車と比較して見劣りします。

また、本格的なクロスカントリーSUVには、プラットフォームとボディが別構造となっている「ラダーフレーム」、左右の車輪を1本の車軸で連結した「リジッドアクスルサスペンション」が採用されています。これらの構造は耐久性に優れる反面、乗り心地が粗いため長時間の乗車では乗る人が疲れるのが難点です。

普段の街乗りからSUVを使いたい人なら、フレームとボディが一体となった「モノコックボディ構造」の車種を選ぶとよいでしょう。

燃費性能が見劣りする

2つ目は「燃費性能が見劣りする」です。

SUVは車種によって耐久性と悪路の走破性能に強みがある反面、4WDシステムを採用していたり車重が重かったりと、燃費性能を悪化させる条件がそろっている可能性があります。

例えば、トヨタのハリアーのガソリンエンジン単体仕様とハイブリッド仕様で比較すると、以下の通りです。

  • ハイブリッド仕様:22.2km/L
  • ガソリンエンジン単体仕様:15.4km/L ガソリン車とハイブリッド車ではリッターあたりでもかなりの性能差があり、燃費性能に着目して車種選びを進めるなら燃費性能にも着目すべきでしょう。

使い勝手が悪い

3つ目は「使い勝手が悪い」です。

1つ目の乗り心地、2つ目の燃費に加え、居住性や複数人乗車、荷物を積み込める量に限度があるなど多ジャンルの車種と比べて不利な点があります。

SUVは基本的に以下の要素が取り入れられている車種です。

  • ヒンジ式乗り降り用ドア
  • 2列シート5人乗りが定番
  • シートアレンジのバリエーションが少ない

これらの要素が悪い作用を引き起こして、購入後の満足度を下げてしまうケースがあるかもしれません。

使い勝手を重視するなら、ミニバンやハッチバックタイプの乗用車を購入するのも検討してみるとよいでしょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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