■ 宮崎ならではのスタジアムグルメに舌鼓

次にやることは選手のバス待ちとスタジアムグルメのチェック。荷物を置いた後、ゲートで再入場券をもらい、バスの停車場所に向かいます。そこで筆者が目にしたのは、想像を遥かに超える数の鹿児島ユナイテッドFCサポーターたちでした。

スタジアムへ向かう途中や座席でもうすうす気付いてはいましたが、周囲はまさに人、人、人の山。そう、そこはもはやアウェイではなく、ホーム白波スタジアムのような雰囲気。サポーターたちも相当に気合いが入っています。

Jリーグサポーター1年生、初めてのアウェイ観戦に行く
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

選手たちの到着を迎えた後は、続けてスタジアムグルメを購入します。鹿児島と比べて出店数はやや少なめでしたが、チキン南蛮や鶏の炭火焼といった宮崎名物が多数。

Jリーグサポーター1年生、初めてのアウェイ観戦に行く
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

中でも筆者は、黒と赤の幕が目を引いた「一本気」の鶏めしと鶏餃子を購入。どちらもとてもおいしく、あっという間に完食してしまいました。さすが食文化が豊かな宮崎。そのクオリティは決して鹿児島にも引けを取りません。な……なかなかやるな……!

■ サッカー専用スタジアムの迫力!ピッチとの距離の近さにびっくり

試合開始一時間前には、選手たちがピッチで試合前のウォーミングアップを開始します。このユニリーバスタジアム新富は、いわゆるサッカー専用スタジアム。座席とピッチの距離が非常に近く、選手たちが間近で見られるのもひとつの特徴です。

Jリーグサポーター1年生、初めてのアウェイ観戦に行く
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

鹿児島ユナイテッドFCのホーム白波スタジアムは陸上競技場であり、基本的に高所の座席からピッチを眺める形になるため、この距離感は初体験。まさに目と鼻の先で躍動する選手たちの姿、そしてボールを蹴る音やはっきりと聞こえる声に、試合開始前からテンション爆上がりです。

一方、ピッチとの距離が近い分、選手が蹴ったボールがダイレクトに飛んでくる可能性もあります。当時もあわやという場面がありましたが、筆者の前方にいた方が見事はじき返してくれました。観戦にも非常に高い集中力が必要です。