レジェンドに並び、アジア人最多得点記録にも期待
今W杯グループステージ終了時点での4ゴールでW杯得点ランクトップタイとなり、決勝トーナメント1回戦ルウェー戦の5ゴール目でトップに躍り出た宮澤。これにて2011年ドイツ大会優勝時の、元なでしこジャパン主将MF澤穂希が決めた得点数に並んだ。澤以来、3大会ぶりのなでしこの得点王獲得に期待がかかっている。
さらに宮澤には、アジア人として記録を更新するチャンスも訪れている。歴代女子W杯で、1大会におけるアジア人最多得点記録だ。現在の記録保持者は、1999年の女子W杯で準優勝した中国のFW孫雯(スン・ウェン)で、1大会で7ゴールを決めている。宮澤はこの記録を塗り替え、歴史に名を刻むことができるだろうか。