夏の帰省時期、ロサンゼルスから日本行きの航空運賃は例年、およそ1,000〜1,300ドルくらいの間が相場だった気がします。それなのに、この夏は1人分が1,800ドル超え。家族4人で帰省すれば7,200ドル、それを日本円に換算してしまったら100万円超えという恐ろしいお値段を叩き出しました。

そこで、以前から話題になっていたZIPAIRなら、もう少し抑えた値段で取れるだろうと狙いを定めつつ日程を調整。ところがなんと、その間にロサンゼルスー東京便のZIPAIRが売り切れてしまうという惨事が発生し、「今年は帰省自体を諦めないといけないだろうか」と途方に暮れておりました。

そんな時に入ってきたのが「サンフランシスコー東京便のZIPAIRならまだ取れる!」という情報。6月に就航したばかりということで、ロサンゼルスーサンフランシスコ便の国内線を足しても、ロサンゼルスから発つ他の航空会社の高値に比べたらまだ手の届く範囲と判断し、今回はこの方法で飛ぶことにしました。ロサンゼルスー東京便は直行便がたくさんあるので、経由による日本への旅は初めて。今回はこの体験記を書いてみたいと思います。

目次
いざ、サンフランシスコへ
セキュリティーポイントは出るべし

いざ、サンフランシスコへ

まずはサンフランシスコまでの旅。これも比較的安値で取れるサウスウエスト航空をチョイスしました。今回は、預け荷物に追加料金がかかるZIPAIRの規定に合わせて、できるだけ追加なしでどこまでやれるかやってみようと、機内持ち込み可能な小さなスーツケースのみの旅。サウスウエストなら、荷物も1人2つまで追加料金なしで持ち込むことができるので安心です。1時間強のフライトですが、お飲み物とスナックのサービスも付き、これで往復100ドルちょいで飛べるのですから、これはだいぶお得です。

航空運賃【急高騰】によりZIPAIRで飛んでみた!ロサンゼルスからサンフランシスコ経由での東京への旅
(画像=『たびこふれ』より 引用)

セキュリティーポイントは出るべし

そして、サンフランシスコの空港に到着。乗り継ぎで行くのは初めてだったので勝手がわからず、そのままZIPAIRの搭乗カウンターに行ってしまったのですが、まずは一旦、セキュリティーチェックの外に出て、ZIPAIRのカウンターでチェックインをしなければいけないのだそう。国内線の遅延も考慮し、間を5時間ほど取っていたので、焦ることなく移動。チェックインのプロセスでは、機内持ち込み予定だったスーツケースの1つが重量オーバーで59ドルの追加料金で預けることになってしまう予想外の出来事がありながらですが、なんとか無事にチェックインを済ませることができました。