<一度連絡さして頂いて伺わさして頂きます>
そんななか、ビッグモーターで中古車を購入した顧客が2年前にTwitter(現・X)上に投稿したツイートが一部で物議を醸している。そこには、店舗の担当者から送られてきたという以下文面のメールが添付されている。
<先日は納車の方遅れてしまい申し訳ございません。本日出発前に一度連絡さして頂いて伺わさして頂きます>(原文ママ、以下同)
<次のお車ヴォクシーにかかってくる環境性能割といって所得税なんですけど納期の際に頂くことは難しいでしょうか?>
(「最初にお話聞いてない費用なんですが」との返信に対し)<僕の説明不足で申し訳ございません ヴォクシーにかかってくる所得税の税金になります>
<お支払い頂くのは難しいでしょうか?>
環境性能割とは自動車税の一種で、2019年に消費増税に伴い廃止となった自動車取得税に代わり導入された。自動車購入時にかかり、排出ガス基準などで表現される環境負荷に応じて課税額が決まり、環境負荷が小さい電気自動車(EV)は非課税となる。
「通常、環境性能割は、販売店で顧客に提示される費用項目のなかに含まれており、顧客は車の代金と一緒に販売店に支払い、販売店に納税を代行してもらうのが一般的。販売店が顧客へ提示する費用に環境性能割を含めないというのは、小売店が顧客に商品代金を請求する際に消費税が漏れるようなもので、あり得ないレベルのミス」(ディーラー関係者)