目次
ノーコック上達のポイントとは
ノーコックを用いるプロゴルファーとは

ノーコック上達のポイントとは

スイングの管理が簡単になる、「ノーコック」とは?メリットから練習方法まで大公開!
(画像=Photo byClker-Free-Vector-Images、『暮らし〜の』より引用)

ノーコックの練習方法についてご理解いただけたでしょうか。一通りの練習方法を把握できても、いざ実践してみると、上手くいかない点が出てきますよね。ここからは初めてノーコックの練習を取り入れるゴルファーが躓きやすいポイントと原因・改善方法をご紹介していきます。

闇雲に練習するのではなく躓きやすいポイントをしっかりと押さえ、効率的な練習を行うことが重要です。そうすれば最短ルートで上級ゴルファーに至れることでしょう。

上達ポイント①

最初の上達ポイントは「トップにおいてフォームを崩さないこと」。アマチュアゴルファーに限らずプロゴルファーであってもノーコック打法を行う際、テークバック後のトップポジションにて手首への過度の意識によりフォームが崩れるミスが起こりがちです。

ノーコックでのテークバックは窮屈故にストレスがかかりますが、テークバック後に気を抜いてトップ付近でフォームを崩すのはもったいないのでトップ付近の形を意識しましょう。

上達ポイント②

続いての上達ポイントは「上半身の傾斜角度」。初心者の方は特にノーコック打法を行う際、打球への過度の意識から前傾姿勢になりがちです。

前傾姿勢になるとドライバーの地面との接触・腰への負担などの恐れがあります。逆に、背中が沿ったままスイングを行う方も初心者には多く見られ、ボールとの距離感の狂いから方向性のあるノーコックを実現できなくなりますね。調子の悪い際は、上半身の傾斜角度にも気を配ってみましょう。

上達ポイント③

スイングの管理が簡単になる、「ノーコック」とは?メリットから練習方法まで大公開!
(画像=Photo by22563、『暮らし〜の』より引用)

続いて上達ポイントに挙げられるのは「体重バランス」。一般にドライバーショットなどでは左右足に均等に体重をかけておきインパクト時に上手く体重移動を行うことにより力をボールに上手く作用させます。

しかしながら、ノーコックなどの方向性重視のアプローチショットでは体重移動によりポイントがずれてしまう可能性を排除することが重要です。そのため、予め左足の方にウエイトをやや大きくかけることが推奨されています。

上達ポイント④

続いて上達のポイントに挙げられるのは「インパクト時にボールを乗せるイメージを持つこと」です。ドライバーショットなどは特にボールに向かってドライバーを打ち込むイメージがあると思いますが、ノーコックやパターンなど方向性重視のショットではボールをドライバーのインパクト面に乗せるイメージで打つと比較的、打球が安定します。

方向性が安定しない際は、ボールを乗せるイメージを強く持った上で、トライしてみましょう。

ノーコックを用いるプロゴルファーとは

前述した通り、近年ではノーコックを主要な打法として取り入れているプロゴルファーも増えてきております。ノーコックを取り入れることにより、様々なコースに対応することやプレイ戦略の幅が拡がるということがよく理解できますね。

これから紹介するプロゴルファーを参考に、練習・活用方法を明確化した上で、トレーニングに取り組んでみましょう!上手なスイングをイメージしておくと技術の向上は飛躍的に上がります。

ノーコックゴルファー①:宮里藍

ノーコックを使用するプロゴルファーとして、最初に挙げられるのは「宮里藍」選手ですね。沖縄出身を感じさせる色黒な肌とかわいらしいルックスで知名度抜群の宮里藍選手ですが、実はスイングに関してもノーコックを主に高い技術を持っていることでも世界的に注目されている選手なんです。

そのためノーコックをこれから練習に取り入れたいと考えているアマチュアゴルファーの方は、まず彼女の動画を参考にしてトレーニングを始めましょう。

ノーコックゴルファー②:堀琴音

続いてのノーコックゴルファーとして挙げられるのは「堀琴音」選手です。こちらも女性ゴルファーですが、女性ならではの柔軟性とドライバーの重力を上手く活用することにより高い方向性を伴うショットを量産している選手ですね。

堀琴音選手もドライバーショットの飛距離は特別成績が良いわけではありませんが、ノーコック打法を取り入れていることにより高いフェアウェイキープ率を誇り、結果として成績上位に名を挙げております。

ノーコックゴルファー③:笠りつ子

続いて、ノーコックゴルファーとして挙げられるのは「笠りつ子
」選手。笠りつ子選手はドライバーショットでもノーコックを使用するという点が大きな特徴の女性ゴルファーです。

これは笠りつ子選手の強靱な下半身と肩周りの柔軟性を充分に活かせる高い技術を持っているからこそで、ノーコック打法ながらも方向性・飛距離を兼ね備えたショットを実現し多くのアマチュアゴルファが彼女のスイングを参考にしてトレーニングに励んでおります。

ノーコックゴルファ④:井戸木鴻樹

続いてのノーコックゴルファは「井戸木鴻樹」選手です。彼は男性としては小柄な方で飛距離に関しては伸び悩んでましたが、ノーコックによりフェアウエイキープ率は群を抜いており世界で名をはせました。

井戸木選手のスイング動画を見てみるとテークバックの際、左腕とシャフトが綺麗に直線状に揃っているのが確認できると思います。これが井戸木選手の方向性を生み出す要と言っても過言でない為、アマチュアの方は是非参考にしましょう。