ゴルフを始めたけど、「中々ショットが安定しない」、「思った方向にボールが飛んでくれない」といった悩みを抱える方は多いでしょう。そんな方におすすめのゴルフ打法が「ノーコック打法」です。球を捉える正確性を抜群に向上させるノーコック打法の特徴・練習方法を解説します。

目次
ゴルフ打法の一つ「ノーコック」とは
ノーコックのメリットとは

ゴルフ打法の一つ「ノーコック」とは

「ノーコック」はゴルフにおいて用いられるスイング打法の内の一つで、あのタイガーウッズ選手が好んで使用するほど有効なスイング打法になります。「コック」とは簡単に言うと手首を親指側に折り曲げることです。

すなわちノーコックというのは手首を極力折り曲げずにスイングすることを指します。この打法はショットの正確性が向上するなどのメリットがあり、主に30ヤード以下のアプローチショットなどで重宝されています。

そもそもコッキングとは

コッキングをしない打法と言われても、そもそもコッキングとは具体的にどういった動作になるのでしょうか。コッキングは手首を親指側に折り曲げることと上述しましたがテークバックを行う際に少しずつ親指側に曲げていき、クラブがトップポジションまで来たところでコックを完了させるイメージとなります。

手首のコックによりスナップを利かしたショットが可能となり、飛距離アップが望めゴルフには必要不可欠な技術となりますね。

ノーコックが注目される理由

スイングの管理が簡単になる、「ノーコック」とは?メリットから練習方法まで大公開!
(画像=Photo byPexels、『暮らし〜の』より引用)

ノーコックは豪快にボールを飛ばすスイングではないため、比較的地味な印象のスイングとなりますが、近年では多くのプロゴルファーがショットに取り入れていたりとその注目度は向上してきています。

多くのゴルファーがショットの方向性やスイングの安定性を突き詰めていくと、導かれるスイングなのです。初心者は特に豪快なドライバーショットだけでなく、安定したノーコック打法も練習に組み込むことで技術向上・スコアアップが期待できます。

ノーコックのメリットとは

スイングの管理が簡単になる、「ノーコック」とは?メリットから練習方法まで大公開!
(画像=Photo bymarkusspiske、『暮らし〜の』より引用)

ノーコックの特徴はご理解いただけたでしょうか。続いて練習方法の解説に入る前に、メリットを解説します。メリットをしっかり理解しておくことは、練習のモチベーション・技術習得度の向上に大切ですね。

ノーコックの「メリット」をポイントに分けて解説していきますので、しっかり頭に入れておきましょう。

メリット①

メリット①は「ボールをクラブで正確に捉えやすくなること」です。ゴルフ初心者の方は特にドライバーショットを豪快に決めようとするほど、空振りしたり、綺麗にクラブをボールに合わせることが難しく感じるでしょう。

ノーコックは手首を曲げない分、クラブの軌道がシンプルになり振り上げたのと同じ軌道でショットを決めやすくなるため、ボールを捉える正確性が安定し、ショットの方向性向上につながるのが最大のメリットと言えます。

メリット②

スイングの管理が簡単になる、「ノーコック」とは?メリットから練習方法まで大公開!
(画像=フリー写真素材ぱくたそ、『暮らし〜の』より引用)

メリット②に挙げられるのは「体の回転で打つ方法が身に着く」こと。一般にゴルフ初心者の方は比較的、腕の力だけでショットを打つ傾向があります。本来、ゴルフのスイングは体全体の回転を使った全身運動によりショットを決めることが理想のため早い段階で体の回転で打つ打ち方を身に着けるのが重要です。

その際、ノーコックを練習に取り入れれば、手首のスナップに頼らない体の回転を使った打ち方が自然に身に付きやすくなります。

メリット③

メリット③には「狭いコース、アプローチのスコア向上が望める」です。ゴルフのスコアが中々上がらないとお悩みの方にもノーコックの習得が推奨されますね。

ゴルフとは、もはや飛距離を競うだけの競技ではなく、ボールキープ率を上げることでも飛躍的にスコアを向上させることが可能です。そのためノーコックなどの正確性重視のスイングを習得し、狭いコース、アプローチでの成績で差を付ければスコアアップが期待できます。