中古車購入の醍醐味は、新車時に価格が高くて手が届かなかったクルマに割安な価格で乗れることです。
一般的に高級感は時間の経過とともに色褪せてしまうことが多いのですが、時代を超えても輝き続けるクルマがあります。
そんな時代を超えても高級感が感じられる、100万円〜200万円前後で購入できる中古SUVのなかから、車選びドットコムマガジンおすすめの5台を紹介します。
目次
レクサスの人気モデルRX
じつはハリアーの後がまだった!? トヨタ ヴァンガード
レクサスの人気モデルRX

まず紹介するのは、歴代3代目、日本国内では初代にあたるレクサス RXです。
プレミアムSUVとして人気のトヨタハリアーをベースにしたモデルで、2009年〜2015年に販売された初代レクサス RXは、セダン並の走行性能と快適性そしてプレミアムSUVに相応しい豪華な装備が特徴です。
搭載されているエンジンは、2.7L直列4気筒DOHCと、最高出力280psを発生する3.5L V型6気筒DOHC、そして3.5L V型6気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドの3タイプ。
駆動方式は2WD(FF)を中心にRX350とRX450hに4WDが設定されています。
燃費性能はハイブリッド車のRX450hがJC08モードで16.8〜17.4km/Lという低燃費を実現しているのが特徴です。
2012年の4月のマイナーチェンジで、レクサスのアイコンと言えるスピンドルグリルを採用するなど内外装を変更し、さらに高級感を高めています。
中古車価格帯は約80 万〜320万円。オススメは、スピンドルグリルを採用した後期型のRX450hです。
じつはハリアーの後がまだった!? トヨタ ヴァンガード

2007年〜2013年まで販売されたトヨタ ヴァンガードは、当時ハリアーの兄弟車として登場したミドルサイズSUV。
ハリアーが2列シート5人乗りのみだったのに対して、ヴァンガードは2列シート5人乗りに加えて、3列7人乗り仕様も設定されました。
“アクティブ&ラグジュアリー”をテーマにしたヴァンガードは、ゆとりのある動力性能や優れた走行安定性、上質な内外装スタイルを取り入れラグジュアリー性を追求したモデルです。
室内は、座り心地にこだわりながら床下収納も可能とした3列目に、2列目にはスーパーチルトダウン機構を採用するなど、コストを掛けたコダワリのシートを採用していました。
ヴァンガードに搭載されたエンジンは、最高出力170ps/最大トルク224Nmを発生する2.4L直列4気筒DOHCと、最高出力280ps/最大トルク344Nmを発生する3.5LV6自然吸気の2種類。
組み合わされるトランスミッションは2.4L車がCVT、3.5L車が5速ATを採用。駆動方式は、2.4L車がFFと4WD、3.5L車が4WDのみ。全グレードで5人乗りと7人乗りが選べるのが特徴です。
現在、ヴァンガードの中古車約35.8万〜約165万円。
3.5L車の流通台数はかなり少なめで、2.4L車が中心。なかでもカラードオーバーフェンダーを採用した240S Sパッケージが多くなっています。