常に部屋を綺麗に保つというのは、なかなかどうして難しいものです。ですが、汚い状態のまま放置していると精神状態にまでマイナスな影響を及ぼしてしまう事があるのです。本記事では、汚い部屋でイライラしてしまう理由や綺麗な部屋にする為の改善方法をご紹介していきます。
目次
部屋が汚い!汚部屋の状態
部屋が汚いとストレスが溜まる
部屋が汚い!汚部屋の状態

部屋が汚い、家が汚いというと、どの程度の状態をイメージするでしょうか?人によってその程度は異なっているかと思われますが、汚いといえる状態のレベルを大まかな目安として程度分けしてみました。
軽度 | 机の上や床にものが散らかっている、放置されている |
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軽度 | ものがあふれて散らかっているだけでなく、水回りにも汚れやトラブルが起きている |
中度 | 床が見えない状態になっており不衛生 |
重度 | 食べ残しやゴミなどがそのまま放置されている |
重度 | ゴミ屋敷状態で、家の中にゴミがあふれかえっている |
あくまで 1つの目安ではあるのですが、大抵最初は机の上や床に物が散らかることから始まり、最終的には足の踏み場もないほどの量のゴミや物があふれている状態にまで至ります。
勿論人によって汚いと言えるかどうかの受け取り方は異なっているかと思われますので、あくまでも目安ではありますがどこから汚いと感じるようになるのかを確認してみましょう。
部屋が汚いとストレスが溜まる

この様に、自分が住んでいる部屋の汚れ具合は住み慣れているからこそ感じ方はそれぞれになっているのです。では、部屋が汚い状態のままではストレスが溜まってしまう理由についてここからは詳しく解説していきます。
ストレスの原因①物による情報量が多い

まずは、部屋の中にある物の情報量が多いことです。汚い部屋では物が乱雑に散らかっていたり、整理されていない状態が続いています。その結果、視覚的な刺激が過剰になってしまって目に入る情報量が増えるのです。
乱雑な物の集まりや散らかった状態は視覚的な混乱を引き起こし、頭の中が整理されず集中力やリラックスした時間を作れなくなってしまうのです。
人は視覚から得られる情報の8割に頼っていると言われています。視野に入ってくる情報量が多ければ多い分脳が見た情報を処理する方にリソースを割いてしまい、結果精神的に疲弊してしまう可能性も高くなると考えられます。
ストレスの原因②プレッシャーがかかる

続いて挙げられるのは、プレッシャーがかかるというものです。汚い部屋は見た目が乱れているため、心理的な負担を感じることがあります。乱雑な状態や散らかった物品を見ると、整理整頓や片づけの責任を感じプレッシャーとなるのです。
汚い部屋では物品が散乱していたり、スペースが制限されていたりするため日常の生活や動線にも支障をきたします。それを見るたびに片づけなければならない、と感じる場合には家に居ながら常にプレッシャーがストレスになってしまっているでしょう。
また、家族や親から片付けを迫られたりする場合にもストレスになりやすいです。そもそも掃除や片付けなどに対して苦手意識を持っている場合が高く、片付けようにもうまくいかない状態が続いているのです。
ストレスの原因③探し物が見つからない

探し物を見つけにくくなってしまうのも汚い部屋が抱えて言える難点の1つです。汚い部屋では物品が散乱していることが多く、探し物が見つかりにくくなります。物品が重なり合っていたり、互いに隠れていたりすると目的のアイテムを見つけるのに時間がかかります。
汚い部屋では収納スペースも整理されていないことが多いです。物品が無秩序にしまわれていたり、適切な場所に収納されていなかったりすると、探し物を見つけるのがさらに困難になってしまいます。
更に一番最初のストレスの原因にも合った通り、物の多さから心理的なストレスや不快感が生じることも多いです。その状態では物品を探す気力やモチベーションが低下し、探し物に対する集中力や意欲まで減少します。
ストレスの原因④足の踏み場がない

汚れの程度にもよるのですが、足の踏み場が無くなってしまうほど散らかっていると注意も必要になってきます。汚い部屋では床や床面が物で散らかっていたり、ゴミや不要な物が散乱しているでしょう。このような状態では、足の踏み場がなくなり移動が制限されてしまいます。
歩くたびに物にぶつかったり、足元が不安定になることで転倒やけがのリスクまで高まってしまいます。
また足元に物があると、歩くたびに物を避けたりといったような本来不必要な動作まで行う必要が出てきます。これにより日常生活が不便になり、イライラやストレスが増える可能性が高まります。