目次
おすすめはTX“Lパッケージ”
人気はディーゼル、リセールはガソリン

おすすめはTX“Lパッケージ”

中古車で買うなら?ランクルプラド(150系)のガソリンとディーゼルを比較
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

クレード間の違いでオーナーにとってもっとも気になるのは、シート素材と装備ではないでしょうか?

エントリーグレードの「TX」のシートは、表皮がファブリック(布地)で、リクライニングやスライドなどの操作は手動。

対する売れ筋グレードの「TX“Lパッケージ”」は、自動調整機能の付いた電動の本革シートとなっています。

またディーゼル車のみに設定された「TZ-G」は、本革シートに19インチアルミホイールが標準装備。電子制御エアサスペンションやKDISSと呼ばれるサスペンションシステムも標準装備されます。

人気はディーゼル、リセールはガソリン

中古車で買うなら?ランクルプラド(150系)のガソリンとディーゼルを比較
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

市場では500Nm の最大トルクを1,600rpmという低回転から発生し、2トンを超える車両重量のランドクルーザープラドをスムーズに加速させつつ、優れた燃費性能を両立した2.8Lディーゼルのほうが人気は高く、買い!と思う人は多いのでしょうが、実際のところ本当に“買い”なのでしょうか?

2023年に初めて車検を迎える2020年式の「TX“Lパッケージ”」7人乗りのディーゼル車をガソリン車について、買取価格や中古車相場を比較してみましょう。

ちなみに2020年の新車販売価格は、2.8Lディーゼルターボ「TX“Lパッケージ”」7人乗りが496万8000円、2.7Lガソリン「TX“Lパッケージ”」7人乗りは429万8000円でした。

中古車で買うなら?ランクルプラド(150系)のガソリンとディーゼルを比較
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

まず買取価格ですが、車両本体価格の高い2.8Lディーゼルターボが367万円で、残価率は73.8%。いっぽうの2.7Lガソリンは335万円で、残価率77.9%とディーゼル車を上回っています。

2023年6月現在の中古車相場は、同じ2015年式以降の在庫車両で比較したところ、ガソリン車は約446台流通していて、価格帯は約275万~約638万円。ディーゼル車が約202台ほど流通していて、価格帯は約314万~約630万円となっています。

2023年の新車価格は、ガソリンエンジンのTX“Lパッケージ”7人乗りが433万7000円。ディーゼルエンジンのTX“Lパッケージ”7人乗りが499万7000円と約66万円の差。2020年式では67万円の価格差でした。

中古車になると新車時ほどの価格差はないものの、燃料代だけで数十万円の差を埋めるのは、かなりの距離を走行しなければなりません。

またリセールバリューもガソリン車のほうが高いことを考えると、いま150系ランドクルーザープラドを購入するのであれば、ガソリン車の本革シートを標準装備したTX“Lパッケージ”系がオススメと言えるでしょう。

提供元・車選びドットコムマガジン

【関連記事】
新車と中古車の違いとは?中古車購入のメリット6つとデメリット4つ
お得に中古車を買うタイミング5選!中古車を買うときの3つのポイント
中古車を購入するときに気にするポイント10選|アフターケアで気にするポイント
中古車の購入後に気をつける点8つ紹介!自分でできるメンテナンスとは?
中古車を買ったらこんなトラブルが?実際にあった事例6つと共にご紹介