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エンジンはガソリンとディーゼルの2本立て
ディーゼルのみ設定される最上級グレード
エンジンはガソリンとディーゼルの2本立て
デビュー時に150系ランドクルーザープラドに用意されたエンジンは、デビュー時2.7L直列4気筒ガソリンと4.0L V型6気筒ガソリンの2つでしたが、2015年6月の一部改良時に4.0L V6が廃止され、約7年振りに2.8L直4クリーンディーゼルターボが登場。同時に組み合わされるミッションも6速ATと多段化されました。
2023年6月現在、150系ランドクルーザープラドに搭載されているのは、最高出力150kW(204ps)/3,000-3,400rpm、最大トルク500Nm/1,600-2,800rpmを発生する2.8L直4ディーゼルターボエンジン+6速ATと、最高出力120kW(163ps)/5,200rpm、最大トルク246Nm/3,900rpmを発生する2.7L直列4気筒ガソリンエンジン+6速ATの2種類です。
駆動方式は、全車トルセンLSD付トランスファーを採用したフルタイム4WD。
センターデフにトルセンLSDを採用し、路面状況や走行状態に反応して、前後のトルク配分を最適にコントロールするシステムとなっています。
通常時のトルク配分はフロント40:リア60ですが、旋回加速時にはリアに駆動力を配分することで、優れたコーナリング性能を発揮。
また前後輪のいずれかがスリップした際にも瞬時に他の駆動輪へトルクを配分することにより、車両の安定性を素早く回復させるのが特徴です。
燃費性能は、WLTCモードで2.7Lガソリン車が8.3km/L、2.8Lディーゼルターボ車が11.2km/Lです。
安全装備は、車両の姿勢を制御するVSC&TRCをはじめ、合計7個のSRSエアバッグ、アクティブヘッドレスト(運転席・助手席)を標準装備。
2017年9月のマイナーチェンジでは、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備し、一層の安全性の向上を図っています。
ディーゼルのみ設定される最上級グレード
2023年6月現在のグレード構成は、すべてのグレードで5人乗りと7人乗りが選べる2.7Lガソリン車が、エントリーグレードの「TX」、装備を充実させた「TX“Lパッケージ”」、TX“Lパッケージ”をベースとした特別仕様車の「TX“Lパッケージ”Matt Black」の3つで、車両本体価格は367万6000円~445万8000円。
いっぽうの2.8Lディーゼルターボ車には、「TX」「TX“Lパッケージ”」「TX“Lパッケージ”Matt Black」にくわえ、19インチアルミホイールをはじめとした豪華装備が特徴の「TZ-G」が用意されます。
乗車定員は「TZ-G」が7人乗りのみ、その他は5人乗りと7人乗りを選ぶことが可能です。車両本体価格は433万~554万3000円です。