エンジンはどうなっている?
フロントのV12エンジンは、2代目センチュリー(GZG50系)のエンジン(1GZ)をセミドライサンプ&ツインターボ化。搭載は、バルクヘッドの加工など、細部に手が加えられたうえで可能になったようです。
また、1GZエンジンをチューニングするショップなどは皆無で、アフターマーケットのチューニングパーツも存在しませんでした。そこでピストンにエスコート社製の5A-G用、コンロッドにB18C用を流用しています。
燃焼室とポートを研磨、ハイブーストに対応させるためメタルガスケットをワンオフ製作し、圧縮比は8.8に設定。ターボチャージャーはHKS製GT-RSタービンを片バンクに1基づつ装着。ブースト圧は1.2kg/cm2とされ、そこから最高出力943ps、最大トルク102.3kg(2008年オートサロン出展時)を発生しています。
足回りと外装は?
サスペンションは、アラゴスタ単筒式ベースのトップシークレットオリジナル「スーパーダンパー」と、スウィフト製のスプリングの組み合わせ。スイッチ操作で車高を調整することができるエアサスも装着されています。
足まわりのアームはすべてイケヤフォーミュラ製に変更。ブレーキ系統はGReddy製で、フロント6ポット。リア4ポット。ホイールはレイズのRE30に、BS ポテンザ RE050を組み合わせています。
外装は、近未来的なフォルムをまとった、トップシークレットのスープラ用フルエアロキット SUPER G-FORCE EVOLUTION。金色に光り輝くボディカラーとあいまって、イメージは激変!スープラが備える優れた空力も強化されています。ヘッドライトはIPF社製のワンオフ品です。