ダイエットといえば女性が行うもの、というイメージがあるかもしれませんが、男性でも年齢を経るにつれて太りやすくなり、脂肪を落としたいという方が少なくありません。体質的に女性と異なる分、ダイエットの仕方にも気を配る必要がありますので、今回は男性の痩せたい時の効果的なダイエット法をご紹介します。

目次
男性の太り方の特徴
男性が太ってしまう原因とは

男性の太り方の特徴

痩せたい男性必見!効果的なダイエット方法(運動+食事)を紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

太る、といえば男性女性問わず無駄な脂肪がお腹をはじめとした各部位に蓄積している状態をイメージするかと思われます。実際それで間違ってはいないのですが、男女それぞれで太り方には特徴があります。

男性は女性に比べて内臓脂肪が蓄積しやすい傾向があるとされています。このため、腹部に脂肪が集中してお腹がポッコリと出てくることがあります。この現象は「ビール腹」とも呼ばれます。

痩せたい男性必見!効果的なダイエット方法(運動+食事)を紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

食事などから摂取した脂質や糖質を体内で消費するのですが、エネルギーにならなかった分の栄養素が脂肪になります。この蓄えられる栄養素のことを内臓脂肪と言い、お腹周りの内臓を中心に蓄積していきます。

男性が内臓脂肪が付きやすい体質があるのに対して、女性は皮下脂肪が付きやすいとされています。文字通り皮膚の下に溜まっていく脂肪のことで、比較的体の表面に位置します。

男性が太ってしまう原因とは

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

単純に太る原因といっても、よく想像される様な食べすぎによるカロリー過多だけではないケースも普通にあります。運動不足、睡眠不足や基礎代謝の低下といったように、様々な原因が考えられるのです。

原因①筋肉量の低下

痩せたい男性必見!効果的なダイエット方法(運動+食事)を紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず挙げられる原因は、筋肉量の低下です。40代辺りからお腹周りの脂肪が気になる所謂「中年太り」というものが悩みがちになりますが、その原因として大きいのが筋肉量の低下なのです。

体全体に存在している筋肉というのは、存在しているだけでエネルギーを消費します。この何もしなくても消費するエネルギーの総量のことを基礎代謝量と呼ぶのですが、筋肉は使わなければどんどん失われていってしまいます。

20代のころなどは特に意識していなくとも太ったりしなかったでしょうが、これはもともとの基礎代謝が高かったためです。代謝は20歳をピークにして段々と低下していくため、これを維持するためにもダイエットでは筋トレを取り入れるのが必須となっている訳です。

原因②摂取カロリー量が多い

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

続いて挙げられる原因は、摂取しているカロリーの量が多いことです。基礎代謝が通常であったとしても、摂取するカロリーが多ければ摂取するカロリーが消費するカロリーを上回ってしまいます。

ダイエットにおいては、摂取するカロリー量よりも消費するカロリー量を多くするというのが基本となっています。摂取するカロリーの方が多くなっていては、当然ながら無駄な脂肪を燃焼し痩せることはできません。

摂取カロリー自体は、年齢によって段々と減少していく傾向があるとされているのですが、問題はその食事内容であり、脂質の割合が多かったり栄養バランスが偏っていると太るのにつながってしまうのです。

原因③運動不足

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

筋肉量の低下にもつながってくるものですが、運動不足も大きな原因の1つとして挙げられます。デスクワークでまともな運動をしない人が増えたことによって、日常の中での運動が不足した状態になっている方が多くなったのです。

当然の話ですが、運動をしなければ食事で摂取したカロリーを消費することはできません。日常の生活でも消費はされるのですが、年齢によって段々と運動不足も深刻化していっているとされています。

時間が無いため、というのを一番多い原因として挙げており、先に挙げた基礎代謝の低下とも相まって摂取カロリーを消費し切ることができていないというのが太る原因になっているという訳です。

原因④睡眠不足

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

直接的な関係は無さそうにも見えますが、実は睡眠不足も太る原因の1つとして数えられています。運動不足は消費カロリーに直に影響するのでわかりやすいのですが、実は二つは密接な関係があることが最新の研究で明らかにされています。

睡眠不足は、男性の食欲を増進させるという研究結果があります。睡眠不足の状態では食欲を抑制するホルモンであるレプチンの分泌が減少し、一方で食欲を刺激するホルモンであるグレリンの分泌が増加してしまうのです。

更に睡眠不足は代謝の低下を引き起こし、脂肪の蓄積を促進します。睡眠不足の状態では体内のエネルギー代謝が低下し、脂肪の燃焼が十分に行われません。筋肉の減少を招くという意味でも、睡眠不足は解消するべき課題となっています。