現在エアインテークを装備するクルマは少ない

エアインテークとは?設置効果や現在装備されてる車は?
(画像=©︎norikko/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

以前はスバル車だけでなく、多くのスポーツモデルにおいてエアインテークが採用されていました。そして、エアインテークを付けることが”カッコよさ”につながっていた時代もあります。

しかし、時代が進むにつれて環境性能が求められるようになり、クルマの価値も変化。スポーツモデルの人気は徐々に衰え、「ボンネットのエアインテーク=速くてカッコいい」というイメージは、風化していきました。

また、近年はターボ車であっても、エアインテークを設けないクルマも多々あります。

なぜなら、技術の向上によって、ボンネットに大きな穴を空けずとも、効率的にインタークーラーを冷却できるようになったためです。むしろ、エアインテークは”空力的に邪魔”とされることもあります。

レヴォーグやWRX S4などのように、水平対向エンジンのレイアウトの都合上、エアインテークを付ける場合もありますが、空気の流れを正確にシミュレーションできるようになったこともあり、エアインテークは必須アイテムではなくなっているのです。

文・成田 佑真/提供元・MOBY

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