サラダに添えたり、料理のアクセントにしたりと、さまざまにアレンジが可能なカッテージチーズ。実は牛乳と酢があれば、自宅で簡単に手作りできてしまうことをご存じでしたでしょうか?

農林水産省公式ツイッターがその作り方を紹介。これを参考に、チーズ作りにチャレンジしてみたいと思います。

■ 牛乳と酢で作るカッテージチーズ

ツイートによると、それぞれの分量は「牛乳500ml」「酢大さじ3」。ちなみに低脂肪乳だと生成できる量が少なくなるほか、食感がボソボソと硬めになるので、出来れば成分無調整の牛乳を使いましょう。

自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)
自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

まずは牛乳のみを鍋に入れて、火にかけます。沸騰直前で火を止めて、そこへ酢大さじ3を投入。軽くかき混ぜるとモロモロとした豆腐のようなものと、黄色がかった水分に分離するので、これをキッチンペーパーを敷いたザルに”こす”要領で取り出します。

自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

この時に取れた水分はホエイと呼ばれる液体で、「ホエイたんぱく質」「糖質(乳糖)」「ミネラル」「ビタミン」といった栄養分が豊富に含まれていますので、取っておいても良いでしょう。パンケーキに牛乳のかわりに入れたり、ゼリーに入れたりして使うことができます。

自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

こした後、キッチンペーパーに残った塊がカッテージチーズです。もちろんそのままでは水分を多く含んでいるので、重しをして30分ほど放置。熱が冷めたら手でギュッと絞るのも良いでしょう。水気がある程度抜けたら軽くほぐし、器に移すなどして冷蔵庫で十分に冷やしたら完成です。

自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)
自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

■ 後からじわじわと乳製品特有の濃厚なコクと旨味

たったこれだけの工程でカッテージチーズが作れてしまうとは何とも驚きですが、見た目以上に肝心なのは味のほう。

早速一口食べてみると……正直、初めの印象はイマイチでしたが、後からじわじわと乳製品特有の濃厚なコクと旨味が口の中に広がります。上品な味わいで、ワインやビールといったお酒との相性も良さそう。

自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

筆者はこれをサラダに添え、シーザードレッシングをかけていただいてみました。ドレッシングだけでももちろんおいしいのですが、チーズがあることでより深みが増し、一歩進んだ贅沢な味わいに変化。いつものサラダにアレンジを加えたいときには最適でしょう。

自宅でチーズが作れるの!?農林水産省紹介の「牛乳と酢で作るカッテージチーズ」試してみた
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

ちなみに今回の作り方で作れるチーズの量は約100g。一度作れば何度か使える量ですので、常備しておくのも良いですね。

低カロリー、低糖質、低脂肪であることからダイエットにも適していると言われるカッテージチーズ。本当に簡単に作れましたので、わざわざ買いに行くのが面倒な時は、ぜひお試しあれ。

<参考>
農林水産省公式ツイッターアカウント(@MAFF_JAPAN)

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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