ライディングしやすいハンドル位置

ストリートグライドは手を伸ばせば自然な位置にグリップがそこにあるという感じですね。ロードグライドは見た目ではハンドルが高く乗りにくいのではと思いましたが、手を伸ばすとこれが何と丁度いい高さと位置にグリップがあり驚きました。

最近はハンドルを高くするカスタムを好む方が多いのですが、結果高くし過ぎて乗りにくくなるということもあるようです。しかし、このロードグライドのハンドルならカスタムの必要がないのではと思いました。もちろん取り回しや操作性もバッチリです。

足つき性もいい上にハンドル位置も楽ちんですので小柄な方にもお勧めできます

従来モデルよりも軽くてパワフル!

車重は以前の同モデルのCVOより20kgも軽くなっているそうなのでこれも安心材料のひとつです。
性能的なことで言いますとエンジン排気量は121キュービックインチ。

キュービックインチという単位は日本では馴染みがありませんが、ccで言うと1977ccになります。
これはハーレーでは最大の排気量です。

排気バルブ部分に焦点を当てた冷却システムを採用

エンジンは空冷ですが、今回のCVOには新たな冷却システムを取り入れているので熱対策も施されています

足回りはフロントサスペンションは倒立フォークブレーキシステムもブレンボ製のコンポーネントということで進化しています。

最後に2023のCVOを総括

今回発表されたCVOは、ハーレーダビッドソンがこれまで作り続けてきた空冷エンジンを搭載するモデルとしては歴史に名を刻む究極のモデルになるかもしれません。

今年120周年を迎えたハーレーダビッドソンが最高レベルのビジュアルパフォーマンステクノロジーこの3つの要素をふんだんに盛り込んだ2023CVOを体験出来る人は多くはないと思いますが、運良くオーナーになられた方はこれまでにないハーレーダビッドソンの世界観を味わう至極の時間を得ることになるでしょう。