2023CVOストリートグライドとロードグライドの注目ポイント

両車とも離れて見ると既存の同モデルとシルエットに一見大きな違いは無いように見えますが、近づいて見るとフェアリング、タンク、サドルバッグへと続くラインが洗練され、それぞれがラグジュアリーなデザインに進化しました。日本的な表現で言うと高級感が増した印象です。

印象的なLEDライト

そして最もインパクトを感じるのが新しいデザインのフェアリングに施されたLEDライトによるいわゆる「ハーレーの顔」の演出。

ストリートグライド鷲が羽を広げたようなイメージロードグライドはこれまでの二つ目のライトから横長の一つ目となり遠くからでもこの両モデルが新しいCVOと認識できるデザインになりました。

ツーリング中、前から来るバイクが見たことのない顔だとつい目で追ってしまいますよね。まさに、「今のは何!」と注目を浴びること必至の新しいCVOの顔です。

見やすく使いやすい大型ディスプレイ

ライディングポジションを確認しようと跨ってみて最初に目に飛び込んだのは大型のディスプレイ画面。スピードメーターやタコメーターも組み込まれて一体化しているのでその分大型化されて見やすくなりました。

この大型ディスプレイの中にオーディオ以外にも車体の様々な機能や情報が満載されています。これはひとつひとつ触って操作を覚えていく楽しみがありますね。

スピーカーシステムはプレミアムで高機能なRockford Fosgateを採用。

ハンドル左右に付いているスイッチの形状も新しいデザインになっています。

ウインカースイッチ、エンジン始動のスタータースイッチも変更されビジュアルだけでなく操作性も向上しています

ストリートグライドにはディスプレイの下に引き出しタイプの小物入れが追加されました。ボタンを押すとスッと手前にトレイが出てきます。

これは使えますね。ライダーにとって手元に小物入れがあると言うのは想像以上に重宝するものです。

良好な足つき!

ライダーなら誰もが気にする「足つきはどうなの?」というと。

身長169cmの私がスニーカで跨っても両足がほぼ踵までついてしまうほど良好です。オートバイ用のブーツを履けば160cmくらいの女性でもこれならいけるでしょう。

タンデムシートの乗り心地も快適
タンデムシートの厚みもしっかりとある