地域のイベントに参加するなどして異性と交流を

 当然ながら、学校以外の場では異性と関わる機会はいくらでもつくることができる。

「男子校、女子校に通っていても、学校から外に出れば異性と接する機会はいくらでもあります。いずれにしても男子校、女子校に通うという選択をした以上、最低限は異性との接し方を学ぶ場を設けることは必要となるので、保護者の方々はその点を頭に入れておくとよいでしょう」(同)

 また、男子校、女子校に通うメリットも多いと石渡氏はいう。

「男子校、女子校には大学進学実績が良い学校が多く、学業に関しては真剣に集中して取り組める環境にあります。また、同質性が高く共学に比べてスクールカーストの形成も緩いため、居心地がいいコミュニティになりやすいはずです。そのため仲間意識、協調性も育みやすく、学生時代に築いた人間関係は一生の財産となるでしょう。男子校、女子校に通うメリットは間違いなくあるので、異性との付き合いなどデメリットが懸念される場合は、家庭でお子さんをサポートできるか熟考したうえで受験すべきかを判断してみてください」(同)

(取材・文=文月/A4studio、協力=石渡嶺司/大学ジャーナリスト)

提供元・Business Journal

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