目次
ホンダ 3代目アコードセダン / 2代目ビガー(1985年)
ホンダ クイントインテグラ(初代インテグラ)セダン(1986年)

ホンダ 3代目アコードセダン / 2代目ビガー(1985年)

復活の夢を捨てきれない…1980年代の魅惑的なリトラクタブル・ヘッドライトモデルたち【推し車】
(画像=3代目アコードセダン2.0Si,『MOBY』より 引用)

何かと新機軸が採用されるマツダのコスモならともかく、手堅い実用サルーンそのものであるはずのアコード / ビガーに採用したのはビックリ!

当時のホンダは2代目プレリュード(1982年・フルリトラクタブル)、3ドアクーペのバラードスポーツCR-X(1983年・セミリトラクタブル)でデザインの独自性を発揮し、小型セダンのバラード(1983年・セミリトラクタブル)でも採用。

1985年にモデルチェンジしたアコードでも姉妹車ビガーとともにフルリトラクタブル・ヘッドライトで、エアロデッキならともかく保守的な4ドアセダンへの採用に驚かされたものの、これはこれでなかなかカッコよかったと思います。

ただ、コスモやバラードがマイナーチェンジで固定式ヘッドライトへ変更したのと同じ声はアコードでもあったのか、1987年にはヨーロッパ仕様と同じ固定式ヘッドライト版、「アコードCA」も発売しました。

ホンダ クイントインテグラ(初代インテグラ)セダン(1986年)

復活の夢を捨てきれない…1980年代の魅惑的なリトラクタブル・ヘッドライトモデルたち【推し車】
(画像=クイントインテグラ4ドアセダンGSi,『MOBY』より 引用)

インテグラといえば3ドアクーペのイメージが強そうですが、本筋はシビックとアコードの中間的な4ドアセダンを中心に開発された大衆車であり、初代にあたるクイントインテグラにも4ドア / 5ドアセダンを設定。

どれもリトラクタブル・ヘッドライトを採用しており、初代のセダンと、3代目タイプRの4ドアハードトップ(DB8)は、「ファミリーカーにも使えるスポーツカー」的なインテグラを象徴する存在です。