鹿児島県西部に位置する「いちき串木野市」。遠洋まぐろ漁業が盛んなことで知られ、「まぐろカレー」や「まぐろラーメン」など、まぐろを使った様々な料理が飲食店で提供されていますが、今回筆者が発見したのは、なんとまぐろをのっけたスイーツ。
その名も「まぐろソフトクリーム」。
パッと見た感じでは……ソフトクリームの上にまぐろの切り身が威勢よく盛り付けられ、側にはワサビがトッピングされる等、何ともパンチが効いています。一体どんな味なのか、これは食べてみるしかない!
ということで、早速販売店である「chocolate house SAMURAI」を訪問。鹿児島市内から車を走らせることおよそ1時間弱。スポーツが盛んなことでも知られる「神村学園」の近くに店を構えています。

店内外にはいたるところに「まぐろソフトクリーム」の販促物が。改めて見ても、どんな味になるのか想像が出来ないのですが、どうやら店の看板商品として、人気メニューであることは間違いないようです。

注文を行い、パティシエさんから手渡されたのは、あらかじめ認識していたまぐろソフトクリームと全く同じ見た目の物。冗談ではなく、本当に存在するんだ……とはっきりしたところで、いざ実食。

その相性やいかに!?と、恐る恐るまぐろをひと噛みすると……ん?シャリっとしていて、甘い?その食感はなんだかシャーベットを食べているような……これがまぐろ味でないことは確かです。

続けて、添えられたワサビをパクッと食べたところで、感じていた違和感が全てが繋がりました。そう、このワサビ、辛いどころか甘い。抹茶味のチョコレートで出来ているのです。
つまり、最初に食べた甘いまぐろも、その正体はベリー系のシャーベット。「まぐろソフトクリーム」は、あくまでもまぐろをイメージした、正統派のスイーツでした。

しかしながら、そのおいしさには間違いなし。シャーベットやチョコはもちろんですが、きめの細かい濃厚なバニラソフトクリームがたっぷり盛り付けられ、ひとつで満足感たっぷり。

これがワンコイン(500円)で味わえるのですから、文句のつけようがありません。甘いクリームを最後まで堪能しつつ、まぐろソフトクリームを無事完食。ごちそうさまでした。
右も左もまぐろ尽くしのいちき串木野市で、食事を楽しんだ後のデザートとしても良いでしょう。プライベートでも再度、訪問してみたいと思います。
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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