MC後最初の”W×B”は2017年に発売

マイナーチェンジでフロントマスクのデザインがおおきく変わったノアの後期型。特別仕様車の”W×B”がラインナップに追加されたのは、マイナーチェンジと同じ2017年の11月でした。
エクステリアは、ドアハンドル、バックドアガーニッシュとリアコンビネーションランプガーニッシュがメッキとスモークメッキにそれぞれ変更、さらにW×B専用エンブレムがセットされる程度で、特別装備はおもにインテリアに振り向けられました。

具体的には、内装色にブラック&フロマージュ(特別設定色)またはブラックを設定し、モノトーンの世界観を創出。
さらに合成皮革+ファブリック(消臭機能付き)の専用シートには、“W×B”の専用エンブレムとホワイトステッチを施すとともに、メッキ加飾のインサイドドアハンドルに変更してスタイリッシュな印象を際立たせています。
またワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア(デュアルイージークローザー、
挟み込み防止機能付)、リヤオートエアコン、LEDルームランプを特別装備して利便性をアップしています。
”W×BⅡ”は2019年の一部改良に合わせて登場

2019年1月にノア/ヴォクシー/エスクァイアのミニバン3兄弟に一部改良が入って、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」に昼間の歩行者も検知するプリクラッシュセーフティが採用されるとともに、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]が新たに設定されました。
このタイミングに合わせて用意された特別仕様車が、第3段となる”W×BⅡ”です。
エクステリアの変更点は、Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプがブラックエクステンションからスモークメッキエクステンションへと変更。LEDフォグランプもカバー部分に黒艶塗装を施して、フロントマスクに精悍な印象を与えています。
またドアハンドルをメッキに、バックドアガーニッシュとリアコンビネーションランプガーニッシュをスモークメッキに変更することで、高級感と上質感を高めました。W×B専用エンブレムもセットされます。
運転席側と助手席側の両方にパワースライドドアを標準装備したこともポイントです。

インテリアは、2017年発売の”W×B”同様のブラック&フロマージュの内装を基本に、合成皮革+ファブリックのシートは背もたれと座面にブラックとフロマージュの縦縞のグラデーションまたはホワイトステッチ付きのブラックを用意。
またドアトリムオーナメントが合成皮革となるほかドアハンドルをメッキに変更、さらにマルチインフォメーションディスプレイフードにピアノブラック塗装を施されて全体の質感を引き上げています。
さらにリアオートエアコンを標準装備。オーディオは、薄型の天井スピーカーを追加した6スピーカーとすることで、迫力のサウンドを楽しむことができます。