目次
バイクでキャンプをするための最低限の装備
より快適なキャンプを楽しむための装備
バイクでキャンプをするための最低限の装備
1:コンパクトなテント
恐らくツーリンクキャンプに使うキャンプ用品の中でトップクラスにかさばるのがテントです。道路交通法を踏まえてツーリングキャンプでは自分のバイクのサイズを考慮してテントを選ぶようにしてください。どれだけ大きくとも収納サイズは規定の範囲内、重さは5kg以下に収めるのがよいでしょう。
また、可能であればひとまとめに収納しやすいワンタッチのソロキャンプ用テントがおすすめです。加えて前室付きのものであればタープも省略することもできます。
仲間がいるなら大きなサイズもOK
上記の条件はあくまでソロキャンプの場合になります。もし、仲間と一緒にツーリングキャンプに行くなら分担して荷物を積むことができるので、ソロキャンプ用のテントではなくもう少し大きいサイズのテントでも問題ありません。ですが、道交法のルールは忘れないようにしましょう。
2:寝袋&マット
寝袋やマットも野外で快適な睡眠をとるために重要なキャンプ用品。どちらも欠かすことは出来ない装備でしょう。こちらも携帯性を重視して選ぶのをおすすめします。
まず、寝袋なら断然ダウンがおすすめ。ダウンは重なりあう羽毛が作る空気の層の分だけ圧縮できるので、思ったよりもコンパクトに収納出来ます。一方、マットならエアー式を選ぶのがおすすめ。こちらも空気を抜いてしまえばコンパクトに収納できるので、他のものと比べて場所をとりません。
3:食料や水
せっかくの楽しいキャンプもお腹が減っては楽しさも半減してしまいます。食料や水も忘れずに準備していきましょう。ツーリングキャンプでは荷物の積載量に限りがあるので、あらかじめ調理しておいてすぐに食べれる状態にしておくのがおすすめです。
また、腐りにくくなりますしバイクに積み込みやすくなるので、食料や水をひとまとめにしてクーラーボックスに入れておくのもいいでしょう。
4:ランタンなどの照明
キャンプ場は基本的に暗い所がほとんどですので、ランタンなどの照明器具も忘れてはいけないキャンプ用品です。ですが、バイクはどうしても走行時に荷物が左右に揺れるのでガラスの使われた繊細なランタンはあまりおすすめめしません。
ツーリングキャンプで使うならバッテリーや電池で動くLED式のランタンの方が安全でしょう。最近は折り畳んで平らになるLEDランタンもありますので、そういったものを使えばさらに荷物を省スペース化できます。
より快適なキャンプを楽しむための装備
1:椅子&机
先に紹介したのは本当に必要最低限度の装備です。より快適なキャンプを楽しみたいなら、バイクの積載量と相談してさらに装備を積み込みましょう。そこでまずおすすめしたいのが机と椅子。やはりこの2つがあるのとないのとでは作業の快適さや、よりリラックスしてキャンプを楽しめるかに大きな差が出てきます。
おすすめはローチェア&ローテーブル
冒頭でも話に出た有名漫画でも使われていましたが、ツーリングキャンプをするならローチェア&ローテーブルがおすすめ。どちらもコンパクトに折りたためるのが多いので、少しでも荷物の体積を減らしたいツーリングキャンプのギアにぴったりです。
2:バーナー
キャンプといえばキャンプ飯。野外で食べる料理は家で食べる料理とは違ったおいしさがあります。ツーリングキャンプでも料理がしたいならバーナーは必須です。こちらもなるべくコンパクトに折りたためるシングルバーナーを選ぶのがいいでしょう。
使い勝手のいいガス缶式のバーナーがおすすめですが、ガス缶には2種類あります。火力が強くコンパクトな分入手が難しく価格も高いCD缶と、価格が安く手に入りやすいが火力が弱めのCB缶で、それぞれ特徴が違いますので好みと用途で選んでください。
3:クッカーを始めとした調理器具
キャンプ飯を作るなら当然調理器具が必要になってきます。料理にこだわるがある人はさまざまな調理器具を持ち込みたいかもしれませんが、ぐっとこらえて厳選するようにしましょう。
そこでおすすめのアイテムはメティスンやクッカー。メティスンやクッカーはそのまま食器代わりに使う事が出来ますし、包丁やフォーク、スプーンなどはメティスンやクッカーなどに収納するようにすれば、荷物の体積をさらに減らすことができます。
4:焚き火台
焚き火台は必要度が低めのギアではありますが、焚き火があるのとないのとではかなり気分が変わります。完全に気分の問題になってしまうのですが、より「今キャンプをしている!」という気分が味わいたいなら持って行ってみてはいかがでしょうか。
ただ、薪や炭はそこそこかさばる荷物になってしまうので、まずは炭や薪を現地で入手する手段のあるキャンプ場で試してみるのがおすすめです。