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冷麺って美味しいの?<スープ編>
3代続く、平壌麺屋(ピョンヤンミョノッ)

冷麺って美味しいの?<スープ編>

韓国人は、スープがメインディッシュと言っても過言ではありません。汁物のない食卓は、韓国ではあり得ないようです。その代表的な韓国料理がキムチチゲやテンジャンチゲ、海鮮鍋(ヘムルタン)、ソルロンタン、参鶏湯(サムゲタン)、カムジャタンなどでしょう。湯と書いてタンと読む汁物系の料理がいかに多いことか。日本も昔は味噌汁がない食事なんて!という方も多かったように思いますが、最近はどうでしょうか。

話がそれましたが、冷麺もしかり。麺よりスープが重要なのが韓国人です。なので、スープを語らずして冷麺を語れません。今回は東大門の老舗「平壌麺屋(ピョンヤンミョノッ)」をご紹介します。

【韓国】冷麺って美味しいの?好みが分かれる本場の味とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)
【韓国】冷麺って美味しいの?好みが分かれる本場の味とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

3代続く、平壌麺屋(ピョンヤンミョノッ)

【韓国】冷麺って美味しいの?好みが分かれる本場の味とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

東大門市場の端にある「平壌麺屋(ピョンヤンミョノッ)」は、3代続く、1985年に創業した老舗中の老舗店です。ミシュランガイドにも紹介され、昼には行列もできるほどのお店です。初代が北朝鮮の平壌で営んでいた店の伝統を現在まで頑なに守り続けた調理方法は、スープができるまで12時間を要し、その透明度がいかに手をかけたかを証明しています。スッキリ、さっぱりとしたスープはお店で製粉したそば粉で打った麺とよく合います。

【韓国】冷麺って美味しいの?好みが分かれる本場の味とは?
(画像=『たびこふれ』より引用)

筆者は本当に冷麺の味はわからなかったのですが、これは本当に美味しかったです。透明感のあるスープは、なんとも深い味わいで、あと引く味ってこのことだと実感しました。このスープに好みでお酢や辛子を入れて食べるのも良いですが、まずは入れないで食べて見てください。その味がじっくり浸透してくるのを感じるはずです。