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韓国の冷麺(ネンミョン)とは
冷麺って美味しいの?<麺編>
韓国の冷麺(ネンミョン)とは
冷麺は韓国語の発音で「ネンミョン」と言います。そのルーツは北朝鮮の平壌(ピョンヤン)と咸興(ハムフン)が本場と言われていて、現在のソウルでは大まかに、平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)、咸興冷麺(ハムフンネンミョン)の2種類があります。
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(画像=『たびこふれ』より引用)
平壌冷麺は、水冷麺(ムルネンミョン)が主流で、麺にはそば粉や小麦粉、片栗粉などが使われています。一方の咸興冷麺は、赤くて辛いビビン冷麺が主流で、麺にはジャガイモやサツマイモ、トウモロコシ、片栗粉などのでん粉が主に使われています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
なので、咸興冷麺の方が麺に弾力があり、非常にコシが強いくて噛み切りにくいと言えます。とは言え、どちらも麺をハサミで切って食べ、弾力があるのは確かで、そこまでの差は感じられません。また、どちらのお店にも水冷麺(ムルネンミョン)とビビン冷麺はあります。
また、焼き肉の後に冷麺で〆るのが定番の食べ方でもあるので、焼き肉屋には冷麺メニューが欠かせません。
冷麺って美味しいの?<麺編>
冷麺は好みの分かれる料理だと思います。筆者もあちらこちらで食べてみましたが正直なところ、ホントに冷麺の味は、いまいちわかりません。
麺の食感がゴムのようだと嫌う方も多く、始めて食べる日本人の舌には少し違和感があるのは仕方のないことかもしれません。また逆に、この食感がたまらないという人も多くいます。韓国人は歯ごたえのある食感を好むので、この麺が一番美味しいようです。
ちなみに韓国の日本そば専門店で「ざる蕎麦」を頼むと、ゴムのような食感のそば麺が出てくるので、がっかりする日本人は非常に多いと思います。筆者もその一人であります。

(画像=『たびこふれ』より引用)
<麺はハサミで切って食べる人が多い>