今回改造するのはコレ
いろいろな方のブログなどをチェックして、タックルボックスにむいているのは工具などを入れるツールボックスが良いように思えました。そこでDIY専門店でツールボックスを捜してまいりました。
格安ツールボックス
お値段と大きさ、使い勝手などを考えながら島内のホームセンターをまわると2軒目で良品ぽいものに遭遇。縦265mm・横460mm・高さ233mmでがっちりした造り。お値段はなんと格安の1680円也。さすがにイスとして使うには少し強度が足りないようだったのですが大きさは充分ですし使い易そうな上部トレーは付いているし、何より安さに目が惹かれて購入決定。
インナーボックス付き!
そしてこの1680円ツールボックス、なんとインナーボックスまで付いているではありませんか!もちろんこれをインナーボックスとして使うのは現実的ではありませんが(これ入れちゃったら本体に何も入らないから)、ワームボックスやエギボックス、ストリンガー入れなど小物入れとしていろいろ使えそうです。こちらは縦202mm・横385mm・高さ140mmで、小型ですが充分な大きさがありました。
特筆すべき機能
上蓋の開け閉めは引っ掛けるタイプではなく、パッチン留めになっていますからとても使いやすいのですが、この蓋が「両開き」で開くのがとても気が利いています。しかもたいがいの格安ツールボックスは、両開きを採用すると「フルオープンで蓋が外れる」という欠点を持ちますが、幸いなことにこのツールボックスは外れませんでした。「外れなくて当たりだ!」と叫んだら、嫁に「何あたりまえのことで興奮してるの?」と気味悪がられました。こいつを改造していこうと思います。
ロッドスタンド部材と道具
水道パイプ
今回ロッドスタンドとして使わせていただくのは内径60mmの水回り用のアシストパイプ。いろいろ調べると既製品のロッドスタンドの内径はおおむね40mm弱らしいのですが、少し中で遊びがある方が竿先が斜めになるために使いやすいのでは、という素人考えでこの太さの物にしました。エギやジグの交換、またはリーダーの結び直しなど穂先が斜めになっているとラインがロッド本体から離れ、手元が楽になりますよね。
ボルトナットとワッシャー
留めるのに使用したボルトとナットは通称「M6」と呼ばれる溝の口径が6mmのもの。ボルトの頭は「丸頭」と呼ばれるドーム型のものにしました。まあ、元々あったからという理由もありますが、これですとパイプの中でロッドに干渉するのが多少押さえられますからね。強度的にはM6で充分なのですが、車での移動の振動などで弛むのを防止するためにスプリングワッシャーは一応いれておきました。
電動レンチとドリル刃など(使用工具)
今回使った工具は画像の物だけです。ドリル刃は6mmのもののみ。カッターはドリル穴のふちのバリ取りに使いました。これは必ずやった方がいいです。ぴたりと合わなかったり、将来的にボルトナットの弛みの原因にもなりかねませんから。他には印を付けるための釘が入っていますが見にくいですね。後はしばらく使ってから時々ボルトの「増し締め」をしてやると良いかと思います。もし追加で何かするとすればボルト穴にコーキングを打つか、パッキンを入れて水の浸入を防ぐ工夫をしようと思います。