現代社会、LINEなどのメッセンジャーアプリを使うことはもはや日常。かつてメールやショートメッセージで済ませたやりとりが、アプリの普及によりずっとリアルタイム性が増し、さらには相手が「読んだか(既読したか)」どうかまでがバレるようになっています。おかげで便利な反面、問題になることも……。
たとえばLINEなどで「まだ返信しないのかよ」「既読スルーかよ」など、相手の返信におもわず「イラッ」としてしまう問題。これはわりと多くの人が感じているようです。
送る側には「返信を待ついら立ち」があるのは分かるとして、受信側も「こっちは忙しいんだよ」など、遅れる理由もあるはず。はたしてこの問題、それぞれの言い分にはどんな物があるのでしょうか。それぞれの意見をみつつ、解決法もあわせて考えてみました。
■ LINEの返信が遅れる理由は!?
色んな人の意見をみようと、Twitterで調べてみました。そもそも「LINEの返信が遅い人」に対する「送る側のいら立ち方」にも多々あり、以下のような意見を見つけることができました。
<遅い人への苛立ち例>
・ LINEの返信遅いやつ腹立つ。
・ LINE返信遅い人まじでアレルギー出そうなくらい嫌い。
・ LINEの返信遅いやつは基本何やらせてもダメ。
・ Twitter動いててLINE見ない人もいる。
・ LINEの返信が遅いと、人生の何事においても後回しにされるんだろうなぁと冷める。
などなど。表現はさまざまですが、はなから「返信が遅いことは許されない」というのが共通した意見のもよう。即レス鉄則なようです。
対して、返信が遅い人側の「返信を遅らせる理由」にも色んなパターンを見つけることができました。
<LINEの返信が遅い人の言い分>
・LINEしたくないとかそんなんじゃなくて気分。
・ゲームのために通知OFFにしてたりとかよくあります。
・やることいっぱいいっぱいで頭パンクしそう。
・普通に忙しかったり疲れてるからです。
・ラインを返すのがしんどい返信遅いのは申し訳ない。
など、作業に追われていたり、LINEとは別のタスクをこなしていることで、返信が遅れてしまうという当たり前の理由があるようです。また、用事があるわけでもなく、単純に「返信する気力がない」という可能性も。
■ 解決法を考えてみた
「LINEの返信」が待てる時間は人それぞれ、そして「返信をする時間」も人それぞれ。1日待てるという人もいれば、20分以内に返信が欲しいという人も。この基準は特段定められたものでもないし、決まっているものでもないので、何が正しいということでもありません。
ただし、メッセンジャーアプリを使う機会は今後さらに増加し、なおかつ仕事でも「テレワーク」など、タイムリーなレスポンスが求められている時代。そのままにしておくのは認識の違いでよけいなトラブルを起こしてしまいます。
そのため解決法の一つとして「返信に関する約束事をある程度決めておく」必要があると言えるでしょう。とはいえ、公私ではその必要性・重要度も異なります。