道は方針転換でヒグマ駆除を解禁、人的被害あれば駆除すべき

 しかし、あまりにもヒグマの目撃情報が相次いだためか、道は今年4月から「春期管理捕獲」(人里への出没を抑制する等の要項)に基づいて、4年間のヒグマ駆除を解禁。道の鈴木直道知事も今年5月17日の会見でヒグマ生息数が増加していることを受け、それに対応するため「今年に入って新たな取組で20頭をすでに捕獲している」と明かした。

 人とヒグマの共生は必要だが、人に危険が及ぶのであれば駆除しなければならない。前述の札幌でのヒグマ被害の際にはSNS上で「ヒグマを駆除するのはかわいそう」といった意見がみられたが、人が被害を受けている現状がある。人に対する被害がなければ駆除する必要はないと考えるが、人的被害があればこれ以上被害が広がらないように先手を打つことは重要であり、綺麗ごとは通用しないのだ。

(文=小林英介)

提供元・Business Journal

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