2位:アーセナルのスタッツ

得点数

全試合総合2位:88ゴール(ホーム2位:53ゴール/アウェイ1位:35ゴール)

ゴール期待値

全試合総合2位:2.13(ホーム1位:2.5/アウェイ2位タイ:1.77)

失点数

全試合総合18位タイ:43ゴール(ホーム7位タイ:25ゴール/アウェイ19位:18ゴール)

失点期待値

全試合総合19位:1.21(ホーム19位:1.06/アウェイ19位:1.35)

2022/23シーズン、トップに一番長い間君臨していたアーセナル。プレミアリーグで10ゴール以上の記録を持つ選手が4人在籍している。これは全20チーム中で最も多い数字であり、攻撃に多くの有望タレントがいることを示している。得点数とゴール期待値においてはシティに負けない素晴らしいスタッツであり、守備のスタッツも同様に素晴らしい数字である。

それと反比例しているのがホームでの失点数。ランク外の7位タイでシーズンを終えた。来シーズンは守備を改善し、2003/04以来20年振りの優勝を目指して欲しい。


マンチェスター・ユナイテッド GKダビド・デ・ヘア 写真:Getty Images

3位:マンチェスター・ユナイテッドのスタッツ

得点数

全試合総合7位タイ:58ゴール(ホーム6位タイ:36ゴール/アウェイ10位タイ:22ゴール)

ゴール期待値

全試合総合5位タイ:1.82(ホーム6位:1.97/アウェイ5位:1.68)

失点数

全試合総合18位タイ:43ゴール(ホーム20位:10ゴール/アウェイ8位:33ゴール)

失点期待値

全試合総合13位:1.49(ホーム14位:1.31/アウェイ11位:1.68)

イングランドのリーグカップであるカラバオ・カップ(EFLカップ)では優勝を果たしたものの、肝心のプレミアリーグでは惜しくも3位となったマンチェスター・ユナイテッド。ホームでの敗戦は1度のみと好調だったが、反面アウェイでの成績は良いとは言えない結果だ。

ホームでの勝ち点がリーグ2位を記録しているにも関わらず、アウェイでは5位。攻撃に関するスタッツを見ると、アウェイでのゴール期待値を除く得点に関するスタッツがTOP6クラブで最下位に位置するなど、不安の残るシーズンとなった。

失点数のスタッツはアウェイを除き素晴らしいものの、期待値は決して褒められたものではない。守備の構築には改善が必要だろう。このスタッツから、GKダビド・デ・ヘアの活躍に助けられていることも読み解ける。来シーズンはアウェイでの成績を改善し、2012/13以来11年振りの優勝を果たすことができるだろうか。

ニューカッスル・ユナイテッド DFキーラン・トリッピアー 写真:Getty Images