一番の問題は牡蠣などのエサの確保

大型高級魚までが狙えるかぶせ釣りが入門しづらいことには二枚貝の確保というハードルがあるからではないでしょうか?

例えば、堤防や磯などで採取することは地域によっては漁業権により禁止されていることがあります。

採取の際には地域の漁業組合などに確認しなくてはいけません。

私はこれまでに、採取、知り合いに貰う、購入など様々な方法を試してきましたが、一般的に考えて最もおすすめなのは、やはり購入です。

とはいえ釣具屋さんには二枚貝を殻付きで売っていることは稀なため、購入先はスーパーやネットショッピングとなります。

特にオンラインショップはここ1~2年で、釣りエサ用の牡蠣やイガイの販売が増えました。価格は様々ですが一日使う分で2000~3000円程度が多い印象です。

堤防でいざ実釣

4月上旬、まだ、エサ取りの活性が低い時期を狙ってコブダイを狙ったかぶせ釣り釣行にでかけました。ポイントはコブダイの実績がある大分県の巨大堤防です。使用したタックルは前述したものを使いました。

そして、今回準備したエサは、スーパーで買った激安のこちらを数パック!

人気急上昇中!コブダイ狙いの『かぶせ釣り』入門 【タックル・エサの付け方を解説】スーパーで牡蠣を購入(提供:TSURINEWSライター ヨウスケ)

その他にもイガイを少々ネットで購入しておきました。

ポイントに着いたら準備を済ませ、牡蠣を3個程度潰してまきエサをまきます。

そして牡蠣を割り方や、エサの付け方はエサ取りの状況によっても様々ありますが、私はこのようにつけています。

人気急上昇中!コブダイ狙いの『かぶせ釣り』入門 【タックル・エサの付け方を解説】牡蠣エサの付け方(提供:TSURINEWSライター ヨウスケ)

牡蠣をハンマーで割る→身にハリを埋め込む→落とし込む

この繰り返しです。エサ取りによって牡蠣の殻の割り方や開き具合を変えたり、イガイを落としてエサ取りを避けたりもします。

この日は、エサ取りも少なく、何度もエサを付けて落とし込んでを繰り返していると30分程でエサ取りのチョンっといったアタリでなく、ガツッという大型のあたりがあり、一気にパワーファイトが始まりました。

根に突っ込むコブダイをなんとかショートポンピングで止めて、この地域ではアベレージとなる60cm位のコブダイをキャッチしました。

人気急上昇中!コブダイ狙いの『かぶせ釣り』入門 【タックル・エサの付け方を解説】60cmオーバーのコブダイ(提供:TSURINEWSライター ヨウスケ)

この日はコブダイを食べるべく一匹持ち帰りとしました。

この後も2時間ほど続け、小型のコブダイを一匹追加し終了となりました。

人気急上昇中!コブダイ狙いの『かぶせ釣り』入門 【タックル・エサの付け方を解説】小型のコブダイもキャッチ(提供:TSURINEWSライター ヨウスケ)