DB12では、タッチスクリーンによる利便性と、確実な操作フィールを提供する物理スイッチのバランスも重視。ギアやドライブモードの選択、冷暖房やベンチレーションといった主要な機械操作用のスイッチは物理スイッチをそのまま残し、デジタルとアナログの世界を完璧に融合させている。さらに、シャシーやESPのオーバーライドスイッチ、エキゾースト・システム、レーンアシスト、パークディスタンス・コントロール用のスイッチも設置され、もっとも頻繁に使用するコントロールを常に手元で操作することができる。
最新のナビゲーション・システムは、オンライン接続機能を備えており、よりスマートで、より迅速で、より便利な体験を実現。オンライン接続により、ドライバーは簡単にお気に入りのレストランを検索し、レビューを読み、目的地として設定することができる。さらに、自宅にいながらAston Martinアプリで目的地を選択し、それをDB12に送信するだけで旅の準備が可能だ。
落ち着いた色調の新しい3Dマッピングは、車線案内とリアルタイムの交通情報により、ドライバーに直感的で明確なガイドを提供。コネクテッド機能を備えたルート案内により、不必要な遅延も発生しないという。このインフォテインメント・システムの基盤を提供するのが、オンライン接続機能を備え、完全に新しいコンパニオンとして利用可能なAston Martinアプリだ。ブランド初となる2つ新しい機能により、DB12のオーナーは車両とコミュニケーションを取り、対話し、つながることができる。
オンライン接続により、使いやすさと安心感が向上し、無線(OTA)アップデートおよび診断機能を提供。このまったく新しいコネクテッドカー・エコシステムは、e-SIMを介して、グローバル・ローミング4G LTE/GSM 携帯電話ネットワークを通じて接続される。
アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のアメデオ・フェリーサは、次のように述べている。
「アストンマーティンのように長い歴史を備えたブランドは、過去を尊重することが重要です。しかし、それは過去を振り返ることではなく、110年前に創業者を突き動かした同じエネルギーと情熱を持って前進することを意味しています。新たなDB12によって、私たちはDBモデルラインナップを再び活性化し、アストンマーティンが真に卓越したパフォーマンスのスポーツカー・メーカーであることを再確認することができます。DB12は、クラスをリードするパフォーマンスと卓越したシャシー・ダイナミクスを、最先端のテクノロジー、完璧なクラフトマンシップ、完璧なデザインと組み合わせることで、アストンマーティンを新時代へと導きます」
最初のデリバリーは2023年第3四半期に開始される予定とのこと。大胆なスタイルを備えたDB12は、独自の新しいカテゴリーを定義し、パフォーマンス、エキサイティングなドライビング、ウルトラ・ラグジュアリーとスタイルの新たなベンチマークであり、DB12は世界初のスーパーツアラーとなるという。
文・CARSMEET WEB/提供元・CARSMEET WEB
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