■ 落ち枝で塞ぐ以外にも対策を実施
神奈川県自然環境保全センターでは、落ち枝で脇道を塞ぐ以外にも対策を実施。これ以上の複線化や裸地化を防ぐために、踏み跡ができかけている場所をロープなどで塞いだり、植生回復をさせているエリアにはその旨を伝える看板を設置したりしているそうです。
さらに階段などを設置する場合は段差をなるべく小さくして歩きやすくする配慮も。簡単な施設の整備については、県民ボランティアの人たちにも協力してもらっているそうです。
■ 対策をするも苦労の連続
こうして多くの人の協力を得て、対策をほどこしていますが、それでも期待通りに歩いてもらえないことがあるのだとか。
丹沢の登山者はベテランから入門者まで様々。登山道整備の難しさや自然への影響などについて、十分に知られていないことも多いそうです。そのため「常に広報・普及啓発を続けていく必要がある」と担当者。
今後は登山道が荒れる要因となっている「ぬかるみ」がある場所に木道などの整備を進めつつ、春先や秋口など丹沢に多くの登山者が訪れる時期には、ホームページやTwitterでの広報やパークレンジャー(職員の巡視員)による現地での声掛けなどを、これからも積極的に行っていきたいと語っていました。
<記事化協力>
神奈川県自然環境保全センター公式Twitter(@hozenc_kanagawa)
(佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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