メルセデス・ベンツ日本は、ラグジュアリーロードスターの新型メルセデスAMG『SL』に最高峰モデル「SL63 4MATIC+」を追加したことを発表しました。価格は2890万円。

SL 63 4MATIC+に搭載されるパワーユニットは、メルセデス AMG 社が完全自社開発した、最高出力 585PS(430kW)、最大トルク 800N・m を発揮する AMG 4.0リッターV型 8気筒直噴ツインターボエンジン「M177」。

メルセデスAMG『SL』に最高峰モデル「SL63 4MATIC+」を追加
(画像=『JPRIME』より 引用)
メルセデスAMG『SL』に最高峰モデル「SL63 4MATIC+」を追加
(画像=『JPRIME』より 引用)

このエンジンは、砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに、鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを実現。
加えてシリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングする「NANOSLIDE摩擦低減加工」が施されており、フリクションロスを低減しているという。 これによって、SL 63 4MATIC+は、最高出力585ps/最大トルク800Nmという数値を現実のものとしています。
トランスミッションにはAMGスピードシフト MCT 9速トランスミッション(MCT=Multi-Clutch Transmission)が採用され、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用するなど、特別なチューニングが施されています。素早くダイレクト感のあるシフトチェンジを実現し、軽量化も相まって、そのレスポンスは大きく向上しているといいます。

サスペンションは前後いずれも5リンク式。なかでも、フロントに5リンク式が採用されるのは、AMGの量産モデルとしては初のこととして知られ、さらにリアアクスルには、リミテッドスリップデフと最大操舵角2.5度のリアアクスルステアリングが組み込まれ、コーナリングや限界域でのコントロール性を向上させています。

メルセデスAMG『SL』に最高峰モデル「SL63 4MATIC+」を追加
(画像=『JPRIME』より 引用)

70 年近くにおよぶ SL の歴史の中で、初採用となる四輪駆動システム「4MATIC+」を標準装備としているのも、「SL 63 4MATIC+」の最大のトピックと言えるでしょう。
これらのスペックによって生み出された、SL 63 4MATIC+のパフォーマンスについては、0-100km/h加速は3.6秒、最高速度が315km/hと発表されています。

メルセデスAMG『SL』に最高峰モデル「SL63 4MATIC+」を追加
(画像=『JPRIME』より 引用)
メルセデスAMG『SL』に最高峰モデル「SL63 4MATIC+」を追加
(画像=『JPRIME』より 引用)
メルセデスAMG『SL』に最高峰モデル「SL63 4MATIC+」を追加
(画像=『JPRIME』より 引用)

文 菅原 晃

提供元・JPRIME

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