エサのローテでマダイ連発
次の投入からはマダイが連発!釣り座が良いのか、私の正面に魚が溜まっているようだ。当日は黄色系の練りエサに好反応だったためずっと使いところだが、他のエサを3投に1度は投下して、飽きられずにコンスタントにアタリをもらうように工夫。
するとローテーションの途中でシラサにも好反応と発覚。アタリエサと釣り座のおかげで渋い周囲をよそに1人アタリは連発状態だが、いかんせん経験不足。アワセ損ねにやりとり途中のバラしなども多数。それでもアタリの母数が多いのでなんとかスカリに魚を貯めていけた。
バラし軽減法
海上釣り堀の魚は広い海と違って魚が走るスペースが少ないため、細かく反転を繰り返すことに気づいてからはバラしも減らすことができた。むしろやりとりとしては力強く重量はあれど細かい方向転換をしないため、青物の方がやりやすい印象だ。
やりとりや魚の動きに慣れてきた頃には流石に時間が経ち、ハリスを細くするなどしてみたが中弛みしてしまった。
マダイを狙い撃ち
残り1時間半となったころで向かいの人がバラしてしまうも青物を掛けたので、私もウキ釣りタックルに持ち替えて青物狙い。しかし今回は海上釣り堀初心者として、あれこれ試すよりも一つずつできることを広げようと考えており、基本的にマダイ狙いに絞っていた。
青物狙いのエサは念のため持ち込んでいたキビナゴのみ。とりあえずキビナゴをつけてちょいちょい誘いを入れるも不発。ここは変に粘らずマダイ狙いに再びシフトチェンジ。練りエサは冷凍すれば保存できるようだが、シラサはそうはいかないため、消費を目的にシラサを主体に使うことに。
数は全く数えてなかったが、もう到底自分らだけでは食べきれない量を釣っていたので、無理に釣らず休憩を挟みつつやっているとあっという間に残り10分に。
85cmブリをキャッチ
この時点で私がマスの中では数を1番釣っており、4人程が未だボウズ。青物も青物メインと思われる方がブリを1匹釣っていたのみというのもあり、皆がラストに掛けて目の色を変えていたのに釣られ、私も最後の1匹を狙ってシラサをエサに投入。
すぐにはアタリが出なかったため置き竿にしつつ、片付けをしているとピョコピョコアタリが出ている。竿を持ち様子を見るもなかなか食い込まない。これは居食いか?と思い、試しにアワセを入れるとまるで根掛かりのようにアワセで全く動かない。これは青物だ。
調子悪めのリールのドラグフルロックでは相手ならないと言わんばかりに、走り出す魚。しかもハリスは2.5号。無理はできない。みんながラストスパートを掛けたいなか、申し訳ない気持ちで一杯だ。最初は散々に走られるも幸い足元ばかり。
海上釣り堀では初めてだが、細ハリスに大物が来るのは他の釣りでもある話。こんな時はついつい少しでも魚との距離を詰めたくなるが、急転、急ダッシュに警戒しつつ頭を釣り人側に向ける程度でOK。走られては頭をこちらに向けるを何度かやると自然と少しずつ巻けるようになる。
魚が見えたりある程度浮いてきたらあとは簡単。魚が自分から離れる時は無理に巻かず、こちら側に反転した時に巻くを意識すれば魚に空気を吸わす段階まではいけるだろう。海上釣り堀ではやりとりなかの根掛かりは基本的にないので安心だ。そんな場面で無理矢理勝負に出る以外では上記の方法が手早いと感じる。
なんとかバラしたくない気持ちと周りへの申し訳なさの攻めぎあいも、3~4分でなんとか終了。85cmブリをキャッチすることができこのまま納竿とした。