目次
ソロキャンプ&車中泊におすすめの軽自動車5選
キャンプ向きの軽自動車の選び方

ソロキャンプ&車中泊におすすめの軽自動車5選

ダイハツ アトレー

【2023年】キャンプにおすすめ軽自動車10選!ファミリーからソロまで紹介
(画像=『MOBY』より 引用)

ハイゼットカーゴの乗用モデルとなるアトレーは、4ナンバー化されて2021年12月にリニューアル。そのぶんリアシートは簡素化され、後席の足元空間も狭くなっているものの、リアシートを倒すだけで大人2人が横になれる広大な空間が確保できます。

専用デッキボードをテーブルや収納に活用できるギミックや、あえて手動ポップアップ式ウインドウにされている点も車中泊に適したポイントといえるでしょう。

また新型はCVTとボディ剛性の強化によって高速安定性や乗り心地が大きく改善されており、とくに4WDモデルはロックモード付き電子制御フルタイム4WDが装備されたことで不整地走行時の安心感も格段に増しています。

ダイハツ タフト

【2023年】キャンプにおすすめ軽自動車10選!ファミリーからソロまで紹介
(画像=『MOBY』より 引用)

タフトは全車標準装備のガラスルーフによりキャンプまでの移動時間や車中泊の時間を特別なものにしてくれる車です。防水仕様の荷室はフロアボードの配置により3形態を使い分けられる設計になっており、荷物や用途に応じて自在にアレンジができます。

またハイトワゴンに分類されるタントは全高がそれほど高くないため、ルーフキャリアへのアクセスがしやすい点もキャンプや車中泊での利点といえるでしょう。

190mmの高い最低地上高と大径タイヤにより悪路における走行性能も特筆点であり、それらはタフトのSUVらしい外観の力強さにも貢献しています。

ホンダ N-VAN

【2023年】キャンプにおすすめ軽自動車10選!ファミリーからソロまで紹介
(画像=『MOBY』より 引用)

N-VANは、ホンダ N-BOXをベースとしつつ助手席側センターピラーレスの大開口スライドドアを追加した4ナンバー商用車です。

センタータンクレイアウトによる底い床面に加え、ダイブダウン式のシートにより、助手席から荷室まで一切の段差がない広い空間を確保できるため、キャンプや車中泊でも大活躍してくれるでしょう。

また自然吸気エンジンには、ホンダ S660と基本構造を共通する良質なシフトフィールの6速MTが設定されており、大量の荷物を積む使い方にも、キャンプ地までの運転を楽しみたい方にもおすすめです。オプションでオートキャンプ場の100V電源を車内に引き込める外部電源入力キットも用意されています。

スズキ ジムニー

【2023年】キャンプにおすすめ軽自動車10選!ファミリーからソロまで紹介
(画像=『MOBY』より 引用)

ジムニーは高い悪路走破性能が備わる本格オフロードSUVです。高い最低地上高に加え、ラダーフレームとリジッドアクスル、副減速機付4WDにより普通の車では通れない道を走行できるものの、そのぶん室内空間はやや狭いためソロキャンプがもっとも適しています。

スクエアなボディと四角いリアハッチ開口部はアウトドアレジャーやキャンプシーンで使いやすく、リアシートをたためば荷室は縦980×横1,300mmの真平なフロアになるため、荷物の積み込みや車内での休憩に重宝します。

車中泊をする場合はフロントシートをリクライニングさせることで横になれるスペースが確保できます。

スズキ スペーシアベース

【2023年】キャンプにおすすめ軽自動車10選!ファミリーからソロまで紹介
(画像=『MOBY』より 引用)

スズキ スペーシアを4ナンバー化したスペーシアベースは、リアシートが簡素な左右一体型となるものの、ダイブダウンさせることで縦1,375×横1,245×高さ1,220mmの平らな荷室を自由に使うことができます。

また、専用マルチボードを用いた荷室ギミックも特徴であり、ボードの設置高を変えることでトノボードやテーブルとして使えるほか、縦に設置して荷室を前後に分割してペットスペースとしても利用可能です。

車中泊の場合は、前席の背もたれを後ろに倒してマルチボードを下段位置にするとことで大人2人が横になれるスペースと、ボード下に身の回りの荷物を収納できる空間が確保できます。

加えてスペーシアベースには外部電源入力キットも用意されており、幅広いシーンで活躍してれる車といえるでしょう。

キャンプ向きの軽自動車の選び方

【2023年】キャンプにおすすめ軽自動車10選!ファミリーからソロまで紹介
(画像=@xiaosan/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

必要な室内空間が備わる車を選ぶ

ハイトワゴンやスーパーハイトワゴンはキャンプ向きの車ではあるものの、4人フル乗車で全員分のキャンプ道具を積むとなると荷室空間が不足しがちです。

その点、荷室が広く確保された4ナンバーのワンボックスカーは積載量はほとんど問題になりません。

収納や荷室機能で選ぶ

荷室空間の余力が少ないハイトワゴンやスーパーハイトワゴンなどをキャンプに用いるのであれば、収納スペースが豊富な車種を選びましょう。

ラゲッジアンダーボックスやオーバーヘッドシェルフ、シート下の収納ボックスなどが備わる車は、身の回りの細かな道具を収納できるため、限られた荷室空間をより効率的に使うことができます。

エンジン出力が高い車を選ぶ

キャンプ用途にはターボ車やマイルドハイブリッド車などエンジン出力が高い軽自動車が適しています。

キャンプ地までは登坂路を走行する場合が多いうえ、 人や物を乗せるため積載重量も増え、動力性能に不足を覚えがちです。

4ナンバー車はキャンプや車中泊に適しているものの、最大積載時の動力性能を確保するためギア比が低く設定され、静粛性や燃費性能でも劣る傾向にあります。

不整地走行に強い車を選ぶ

キャンプ向きの車といえば4WDが挙げられます。しかし、多くのキャンプ場は道路がしっかりと整備されているため二輪駆動でも大きな問題にはならないでしょう。

ただし山奥にあるキャンプ場では、不整地の走行を迫られる場合があります。天候などによる路面状況の変化も考慮して、山奥のキャンプ場を頻繁に利用する場合はスタックを防止するために4WDを選ぶとよいでしょう。

身長や荷物に応じた全高で選ぶ

車中泊をするならなるべく天井が高い車を選びたいところです。座った姿勢、あるいは膝立ち姿勢で圧迫感を感じづらい車を選ぶことで快適に過ごせます。

踏み台等を使えば簡単に解決できるものの、踏み台も限られた荷物スペースを圧迫するため、利用者の身長や想定される荷物の量に応じて車の高さを決めるとよいでしょう。

外観や雰囲気で選ぶ

近年はアウトドア向け内外装や雰囲気が備わる軽自動車が多数登場しており、キャンプ場の景観と調和するアースカラーの車体色や傷が目立ちにくいSUV風のデザインなどの特徴があります。

また車内はシートやラゲッジスペースが防水仕様になっているうえ、荷室にアクセサリー電源やUSBポートを設置されるなどキャンプや車中泊を想定した実用的な機能も美点です。