運営元会社の見解

　ブックオフ店舗の陳列の基準に照らし合わせて、今回のような陳列は問題はないのか。ブックオフGHDに聞いた。

「お問い合わせいただきました当該画像の件ですが、弊社にて調査いたしましたところ、2020年以前に撮影された画像であることが分かりましたが、現在、店舗の特定には至っておりません。弊社では、成年向け商品（有害図書）については、各都道府県の条例の定めに従って、必ず他の商品とは区分して仕切り板で両側を仕切った場所にまとめて陳列するよう指導しております。

※画像は正面から撮影されているため仕切り板が見えにくいのですが、参考書棚との境目に黒い板が設置されています

　しかしながら、仕切り版を設置し、区別しているが、未成年者が多く利用するであろう参考書の横に、棚を設置することは、条例の目的を正しく理解していない可能性があり、配慮が足りていないと言わざるを得ません。あらためてコンプライアンスの徹底、指導を行うとともに、社内各署へ共有し検討させていただきます」

（文＝Business Journal編集部）

提供元・Business Journal

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