株式会社TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:今井明彦)は、メディアアーティストの落合陽一氏と社会起業家で“世界一明るい視覚障がい者”の成澤俊輔氏が発起人となる「DIVERSUSHI(ダイバースシ)プロジェクト実行委員会」のメンバーとして、視覚障がい者の食事をする際の課題解決と、目の見えない人も見える人も一緒に食事を楽しめる世界を目指し、手で直接、一口で食べられる新しい食体験「DIVERSUSHI」を企画・開発しています。
「DIVERSUSHI(ダイバースシ)プロジェクト」のスタートにともない、本日2023年5月15日(月)より、第1回目となる食事会の開催(7月2日)を目標にしたクラウドファンディングサービスを開始します。

TBWA HAKUHODOが企画・開発 落合陽一氏と目指す視覚に頼らない食体験 寿司からヒントを得た「DIVERSUSHI(ダイバースシ)」
(画像=『PR TIMES』より引用)
  • 見えにくい人、見えない人、そして見える人も一緒に楽しめる新しい食体験「DIVERSUSHI」とは

「DIVERSUSHI」とは、「Diversity(多様性)」と「Sushi(寿司)」による造語です。寿司そのものではなく、その食べ方にヒントを得た、誰もが食べやすい食事方法を意味して作られました。

プロジェクトがスタートしたきっかけは、2019年に落合陽一氏が視覚障がい者である成澤俊輔氏との会話で「なんでも食べていいと言われたら何が食べたいですか?」という質問をした際、成澤氏が「寿司が良いです。」と答えたこと。その答えは、単に寿司が好きだからということだけではありませんでした。視覚障がい者の方が箸やフォークを使う場合は、その位置や距離感、高さを把握しなければなりませんが、寿司は、直接手から口へ運んで味わえるため、とても食べやすい食べ方だったのです。

そんな会話の発見から辿り着いたのが、「DIVERSUSHI」です。日本で生まれた寿司の「手で直接、一口で食べられる」という食べ方をフランス料理やイタリア料理、中華などあらゆる料理にインストールすることで、誰もがより楽しく食事を楽しんでいただける新しい食の体験づくりに挑戦します。「DIVERSUSHI」という食べ方が、ハラールやヴィーガン、コーシャのように、世界中のレストランに導入される日を目指して。

まずは第一弾として、ミシュランを11年連続で獲得した鬼才 村山太一シェフと和の料理人 五十嵐美雪シェフとともにお届けする「DIVERSUSHI」の食事会イベントを開催するため、クラウドファンディングを実施いたします。その後も本活動を全国的に展開していくことを目指しています。

TBWA HAKUHODOが企画・開発 落合陽一氏と目指す視覚に頼らない食体験 寿司からヒントを得た「DIVERSUSHI(ダイバースシ)」
(画像=『PR TIMES』より引用)
  • クラウドファンディングについて

2023年7月2日(日)に東京都内で「DIVERSUSHI」の食事会を開催することを目指しています。食事会には、視覚障がい者の方はもちろん、そうでない方にもご参加いただき、多くの方に体験いただきたいと考えています。さらに今回のイベントをきっかけにこの活動を全国に広げていくことを目指します。ご支援いただいた皆様には食の新しいカタチの体験を、また、当日体験できない方もこの活動のサポーターとして見守っていただけたら幸いです。

・実施媒体:READYFOR

・実施期間:2023年5月15日(月)10:00~2023年6月16日(金)23:00

・目標金額:700万円