オーパーツとは?
オーパーツとは英語の「out-of-place artifacts」を略して「OOPARTS」とした語である。直訳すれば場違いな工芸品である。主に出土品などが、考古学上その成立や製造法などが不明とされたり、当時の文明の加工技術や知見では製造が困難あるいは不可能に見える場合にオーパーツと見なされることが多い。しかし、学問上の研究対象になることは少なく、多くのオーパーツやそれにまつわる超古代文明の存在や古代の地球に宇宙人が飛来し技術をもたらしたとする「古代宇宙飛行士説」はオカルトとみなされる。
代表的なオーパーツは、アステカ遺跡で発掘されたとされる「水晶髑髏」、ギリシャのアンティキラ島近海で発見された「アンティキラ島の機械」、バグダードで製造されたとされる土器「バグダッド電池」、未知の文字で書かれた古文書「ヴォイニッチ手稿」、工芸品以外ではペルーの「ナスカの地上絵」、イギリスの「ストーンヘンジ」などがある。
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