フリー・ヒロド歩美アナ

最後に注目の第1位である。この春の番組改編を機に大阪の朝日放送テレビを退社し、フリーアナウンサーに転身したヒロド歩美アナで文句なしだ。フリー転向直後から『報道ステーション』(テレビ朝日系)でスポーツキャスターを担当し、一躍注目の存在となっている。
ヒロドアナは関西が誇るエースアナだったが、局アナ時代から『芸能人格付けチェック』などの全国放送の番組に多数レギュラー出演していたため、その人気は関西のみならず、すでに全国区だった。まさに満を持してのフリー転向であり、今回の『報ステ』のスポーツキャスター起用は、その実力と人気が認められた証しにほかならない。
特にプロ野球関連では、局アナになって2年目の2015年4月から阪神タイガース戦の中継の際にベンチリポートを担当(関西圏での阪神主催試合限定)していたこともあり、福留孝介や藤川球児ら当時のベテラン勢からも一目置かれる存在になっていた。彼女自身は当然のように阪神ファンなのだが、それにもかかわらず他球団の選手からの信頼を勝ち取っている点も見逃せない。
先のWBCのときのキャンプ取材でも注目の的となっていたように、とにかく球界にはヒロドアナのファンが多数おり、存在感が抜群なのである。唯一気になるのが、『熱闘甲子園』のキャスターの座がどうなるのかということ。全国の甲子園ファンにとって今や“高校野球取材ならヒロド歩美”というイメージが完全に定着し、球児からもお姉さん的存在として慕われているからだ。
その一方で、今年はバスケットとラグビーのワールドカップが、さらに来年夏にはパリオリンピックというように、次々とスポーツ界のビッグイベントが控えている。スポーツキャスターとしてさらに大きく飛躍する、またとないチャンスだ。ヒロドアナの今後のますますの活躍に期待が膨らむばかりである。
(文=上杉純也/フリーライター)
提供元・Business Journal
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